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詩人宣言Ⅵ

罫線だけの
白い白い noteが
言う

「もっと 深いものは書けませんか」

深い もの モノ もの
ふ・か・い…
モノ もの モノ
ですか?

「……」

noteは無言だ
さっきまで 僕の記憶を
記録することに
あんなに熱く エールをおくってくれていた ではないか

え?

「ただの スケッチは いらん」

はい 確かにスケッチ…です
定年間近
アラカンのおっちゃんの
心象の
スケッチ
それに他なりません

「ただの スケッチは いらん」


やっぱりそうですか
でも
何を言う!
noteふぜいが!!

おまえの場に
三好達治が
谷川俊太郎が
大岡信が
田村隆一が
茨木のり子が
石垣りんが
黒田三郎が
吉野弘が
いや いや いや
柴田トヨ
相田みつを
レベルの詩だって載ってないだろ
できそこないの
タヒ レベルだよっ

「だ~か~ら~?」

「はっとするか ふ~む、と」

あっ!

「感心すること」

はい

「書いてよ」

はい

そう、詩を書き続け
ますっ!!

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