TOKYO CITY

東京に行った。

煌びやかで、高いビルがたくさんあって街ゆく人は、なんとなく地元よりもオシャレで整ってた顔をしている人が多いような気がする。
誰もが華やぐ街。

これといった目的があったわけではないから周辺を調べながら、ふらふらと歩いていた。

傘をさして。

雨の摩天楼は、薄暗い雲に突き刺さる。
なぜだかわからないけれど、行く道は白く霧が出ているかのように見える。
なんだか蜃気楼のような気分。

非日常が襲ってくる。
CMで見た子ある会社名が大きく書かれている建物。幅の広い道路。行き交う車の平均単価。
日常をラグジュアリーにしている。
生きるためじゃない、という余裕を感じる車たちが交差する。

1人のスーツを来た男性が会社のビルに入っていくのを見た。電話をしながら入っていったから、きっとそこの会社の人だったのだろう。
こんなところでも日常を送る人たちがいる。

その人たちは、どのような気分だろうか。

この東京をどう思うのだろうか。

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