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大黒湯②ボンタン湯に行ってきた

こんにちは
まちまちこです♨

2週連続の大黒湯さんです
ですが今日は入り口ののれんが違います

今日はなんとボンタン湯なのです

ボンタン湯とは?

鹿児島県阿久根(あくね)市には古くからお湯にボンタンを入れる風習があるらしく、農家の活性化に繋げるためにも、この風習を全国に広めよう、というプロジェクト。

何と言ってもこの目を引くポスター!
ボンタンアメの企業とコラボしてこのフォントや色使いのポスターが完成したみたいです。

もっと詳しくボンタン湯について知りたい方はこちら

レッツ入浴。

アツアツの大きなお風呂にボンタンが浮かんでいました!
10~15個ぐらいあった気がする。

りんごの2周りぐらい大きいかな?というぐらいのサイズ。赤ちゃんの頭ぐらい!(分かりにくい例え)
手に持つとずっしりとした重みを感じます。
底が平坦で、上は少しこんもりとした山型をしています。

匂いは、柚子の様な柑橘系の匂いと同時に苦み、えぐみの様な匂いも混ざって独特の香りがお湯いっぱいに広がります。

元々この銭湯はフレンドリーな方が多いなぁという印象なのですが、今日はボンタンの話などで更に色んなおばあちゃま達とお話しました!

結構他の銭湯は、地元イツメン婆さんグループみたいな集団で喋りまくってることが多く私みたいな新入りが喋る機会はなかなかないのですが
大黒湯は誰でも構わずおしゃべりしてます。

お湯の音が大きいのと、私の耳が悪いのと、ご老人の声が小さめなのと相まって少し会話が難しいのが悩みどころですがそれでも楽しいもんです。

そして今日は前回に比べ時間に余裕があったのでゆ~っくり浸かってきました

熱いお湯の後の水風呂がたまらなく気持ちいい。
小学生の頃は水風呂に全身浸かってるおばさんとか見て狂気の沙汰だ…とか思ったりもしてましたが今なら分かるこの良さ。
大人になったなぁ、なんて。

お湯3分→水1分 を数回繰り返し15分ほど経過したら一旦椅子で休憩。
3クールぐらいやったので45分程楽しみました。

サウナで、熱→冷を繰り返して快感を手に入れる事を「ととのう」と表現します。
サウナほどの温度差ではないけれど、これはととのうに近い感覚。

1クール目は水に浸かるにも冷たさに耐えるのが苦しく、表面が冷えた体でお湯に入るとさらに熱く感じてマジでしんどい。

だけど段々慣れてくると水がぬる水に感じ、その直後でも全身一気にお湯に行けます。

2クール目、3クール目と続けていると段々ガンギマリしてやめられなくなります。
(多分メンヘラはたいてい何でもガンギマリすることができます)

上辺の気持ちよさでなく、深い気持ちよさを体験できます。本当にハマる。

毎回飲み物を持っていくのを忘れて水道水を飲んでいるので、次こそは水分を持参したい…!

お風呂を上がるとき脱衣所でふと上を見ると、お寺の天井みたくなっている事に気が付きました。
脱衣所なので写真を撮れなかったのが惜しい。

1m×1mぐらいの木の格子になっていて、その中にマスごとに異なる植物の絵が描かれています。
経年劣化で絵は薄れていたけれど、がっしりとした木から時代の重さを感じます。

ガンギマリしたあとのコーヒー牛乳うまうまだったなぁ
テレビでは笑点がやってた!

ティッシュがちらかる 学校、河童のプライド 尊重、ってついつい口ずさんでしまう女です
(分かる人には分かる)

そんな感じで2週連続大黒湯でした!♨

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