見出し画像

とやまささえあい基金の寄付金額と助成先団体発表!

少しずつ春が近づいておりますね。
富山県は4月間近にも関わらず最近雪が降りました。
積もるほどではないものの、寒さもラストスパートという感じでしょうか。

【とやまささえあい基金・最終結果(3/20受付終了)】
先日「とやまささえあい基金」の募金の受付を締め切り集計しましたところ、
寄付総額  370,300円 
※(内訳)
クラウドファンディング「OCOS」での支援分 183,000円
直接、現金又は振込での支援分 187,300円

と目標を大きく上回る支援を賜ることができました。
ご支援くださった皆さまには心より感謝申し上げます。

【「とやまささえあい基金」の助成先団体の決定】
3/20寄付受付終了後、集計金額を受けて3/21に外部有識者による助成審査を行いました。
厳粛な審査の元、6団体に採択される運びとなりました。
今回助成を決定するにあたり、地域事情、災害支援、助成事業の見識を有する外部有識者に審査をお願いしました。

富山県生活環境部 参事・県民生活課長 佐度 清 様
一般社団法人環境市民プラットフォームとやま 事務局長 堺 勇人 様
公益財団法人長野県みらい基金 理事長 高橋 潤 様
特定非営利活動法人岡山NPOセンター 代表理事 石原 達也 様

各審査員からは、各団体へのメッセージもいただいておりますので、下記の通り採択された団体のご紹介とともに、下記の通りご報告いたします。


【審査結果】

◇第1号◇

団体名/所在地    
特定非営利活動法人フードバンクとやま/射水市

事業名
2 次避難高校生への食料配送と保存環境づくり

助成決定額
金 50,000 円

◆審査委員総評

  • 敏速な支援、行政支援では外れそうな対象への支援は優れている

  • 災害時のフードバンクの役割は重要性が増しており、
    こうしたコーディネートの役割を果たしていくモデルは重要である

  • 直接の⾷材費ではなく、⻑く活動に資する資材「冷凍庫」を購⼊し、貸し出すという点が、特に⼯夫があって素晴らしいと感じます。今後の活動にも期待申し上げます

  • 購入した冷凍庫はフードバンク事業のために有効に活用してください



◇第2号◇

団体名/所在地    
とやま311 ネット/富山市

事業名
能登半島地震への支援活動告知ポスター製作活動

助成決定額
金 50,000 円

◆審査委員総評

  • 被災地の現状をしっかりと伝える広報媒体を準備し、義援金、支援金を集め活動してほしい

  • これまでの取組がしっかりしており、現地での取り組みが見えた。今回の助成が継続した支援活動(今後の復興に向けて)に繋がることを期待します

  • 直接の⽀援費⽤でなく、活動実績の周知基盤増強を捉えておられるところが、特に素晴らしいと感じます。今後の活動にも期待申し上げます

  • 東日本大震災からの復興の経験を生かして、今後も復興支援を続けていただきたい



◇第3号◇

団体名/所在地    
特定非営利活動法人水辺のまち新湊/射水市

事業名
能登半島震災被災地へボランティア活動に向かわれる方々に、宿泊場所の提供および宿泊料金の支援

助成決定額
金 50,000 円

◆審査委員総評

  • 射水市内、地域経済に貢献する良い事業です

  • 長期活動するボランティアの滞在先は災害のたびに問題になる点であり、所有する施設を活かした有効な取り組みである

  • 被災地⽀援ボランティアの宿不⾜解消と地域振興やその後の移住定住促進も⾒越した統合的メリットにつながる活動内容で⼤変素晴らしいと感じます。
    今後の活動にも期待申し上げます

  • ボランティアのために宿泊施設を提供することは趣旨に合致しますが、能登の被災地から離れているためアクセスの確保が課題です。被災地に向かう交通手段の確保について便宜を図られることが必要と思います



◇第4号◇

団体名/所在地    
特定非営利活動法人笑顔スポーツ学園/富山市

事業名
復興支援活動「すまいるプロジェクト」

助成決定額
金 25,280 円

◆審査委員総評

  • 必要な支援を必要な人に届ける、大事な支援です

  • 被災者の細かなニーズに対応した物資支援は民間の自由度が活かされるものであり、またそれを被災者の手元まで届けるラストワンマイルの手立ても常に課題となるものである。その対応として必要な支援と考える

  • 避難所以外も含め、物資のみでない笑顔やハート⽀援という側⾯も捉えた、きめ細かやで誰⼀⼈取り残さない素晴らしい活動だと感じます。今後の活動にも期待申し上げます

  • 被災地に活動の場を作って、1人でも多くの被災者に笑顔を届けてください



◇第5号◇

団体名/所在地    
一般財団法人メンタルケア協会富山事務所/黒部市

事業名
心のケアを行う無料相談活動

助成決定額
金 50,000 円

◆審査委員総評

  • 被災者の心のケアへの大切な支援です

  • 被災者の心のケアは重要な役割であり、二次避難所と連携してこれまでの専門性を活かす取り組みは有効

  • 実績やご経験を活かされ、早い段階から⾏政等の公的⽀援が届きにくい精神的⽀援に着⼿され、きめ細やかな⽀援を社会的に考える上でも⼤変重要で素晴らしい活動だと感じます。今後の活動にも期待申し上げます

  • 専門資格を生かした優れた活動で、今後も被災者に寄り添った活動を続けて欲しいと思います



◇第6号◇

団体名/所在地    
特定非営利活動法人 日本ヨーガ療法士協会富山/富山市

事業名
ヨーガ療法を活用した二次避難者の心身の健康維持・促進及びリフレッシュ活動

助成決定額
金 23,730円

◆審査委員総評

  • 避難者の精神的健康への配慮も兼ねて良い事業です

  • 避難者の心のケアは重要な事項であり、申請団体の普段の取り組みを活用したものとなっている

  • ⾏政等の公的⽀援が届きにくい点に、実績や経験を発揮し主体的に⽀援に⼊られて⼤変素晴らしいと感じます。今後の活動にも期待申し上げます

  • 二次避難者の心身の安静になると思います。今後も続けていってください



【補足】

・助成先団体数 6団体
・助成総額 249,010円

※寄付総額から、審査会経費、受領証明書・お礼状等の印刷費と発送のための通信費、助成団体への振込手数料などの係る経費41,030円を使用させていただきました。
残り80,260円は2024年度に特定資産として持ち越し、引き続き富山県内における能登半島地震の復興支援活動に関わる活動に使用させていただきます。

各団体の事業内容の詳細につきましては、OCOS公式のお知らせにてご案内いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?