卒乳について知りたい~~👶🍼
こんにちは!保健師のみかんです🍊
今回は卒乳の進めかたにお悩みの方、卒乳の相談をされて保健指導にお困りの方へお話していきます。
実は私は助産師として勤務していたこともあるのでその経験も参考にお話しできたらと思います。
1.卒乳の時期
明確な時期は決まっていないです。いつまでに絶対やめないと何か影響が起きるなんていうことはないですよ。
ここからは指導者向けのお話ですが、それよりも「なぜ卒乳をしたいのか?」に注目することが大切です。
よく聞かれるのは「離乳食が進まないから」とか「夜間授乳が頻回で辛いから」とか「虫歯になると聞いたから」とか「保育園に入園するから」等の理由です。
周囲からのプレッシャーやSNSの情報によって卒乳をしないとと思っている方が多かったりもします。
時期も今すぐ止めたいのか、いつ頃までに止めたいのか、止める時期は考えていないけれどとりあえず進め方を聞いておきたいのか、ママによって様々なので、時期も確認しておくといいですよ。
本当に母自身が母乳を止めたいと思っているのかを確認することが大切です。
2.進め方①
段階的にやめる方法です。
この方法は今すぐやめたいわけではなく、半年後位にやめられたらいいなと思っている方向きかもです。
一日の直母回数を4回→3回→2回→1回としたり、授乳時間を20分→15分→10分→5分という風に段階的にやめていく方法です。
3.進め方②
期限を決めて行う方法です。
例えば「2歳になったらやめる!」と決めて、子どもに「〇月までだよ~」と事前に伝えて、お子様自身にも心の準備をしておきます。
その時が来たら、「欲しがってもあげない」を徹底します。😭パパさんと協力して心を鬼にして、ぐずったら他のものに気を引かせるようにします。
この方法は子どもがある程度言葉の理解ができるようになっている月齢でないと難しいところがあります。
あと、この方法での母乳ケアです。母乳排出しなけば分泌はとまりますが、分泌が多い方だと乳腺炎になるリスクがあります。その為、搾り過ぎず、少し張りが取れる位に搾乳し、徐々に分泌を減らしていくといいです。
乳腺炎が心配な方は、予め助産院等の母乳ケアを行っているところの情報を準備しておくと、いざという時に安心ですね。
4.さいごに
どちらの進め方に共通して言えることですが、直母以外に何か他に関心のあるもの、安心できるものを見つけるといいですよ。
日中、祖父母に預けて遊んでいる時は母乳を欲しがらずに過ごせた!とう話を聞いたこともあります。
あとは、幼稚園に預ける為に卒乳したと思っていて、今のままだと無理そうと思っていても物理的に母乳がない環境だとお子様も徐々に適応していくという話も聞いたことがあります。
そして、大前提として、母乳をやめられない子はいない‼ので、深刻に考えず、気楽に行ってみてくださいね。
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