見出し画像

トイレットトレーニングが進まない~とお悩みの保護者様、相談を受けた方へ🚻

こんにちは!みかんです🍊

今回はトイレットトレーニングの悩みに対する保健指導の展開の仕方を書いていこうと思います。

トイトレの保健指導をする機会がある保健師さん、トイトレの進め方に悩んでいる保護者様の参考になれば嬉しいです。

1.トイトレの進め方で「何に困っているのか」を聞き取る

トイトレの相談は、3歳健診の時に必ずと言って良いほど聞かれます。ただ、一般的な進め方を知りたいという方よりも、今現在トイトレを進めていて困っていることを相談されることが多いです。

その為、具体的に何に困っているのかをはじめに聞いて、そこを明確にしておくといいです。

2.現在はどのような方法で行っているのか

前述のとおり、現在トイトレを進めていて困っていることが多いので、どのように進めているのかを聞き取るといいです。

実際によく聞かれのは「これまで順調に進めていたのに急に教えてくれなくなった」「おしっこは教えてくれるけれど、うんちはした後にしか教えてくれない」など、お子さんによって相談内容はそれぞれです。

その上で、トイトレの一般的な進め方の中で、その場面ごとの指導ポイントを伝えるします。

トイトレの進め方を4ステップにして解説していきます!

3.step①:体の準備が整う

おしっこを溜められるようになる=おしっこの間隔が1時間半~2時間位空くことが第一歩です。

生後6か月頃までは溜まると反射的にでる→1歳半頃には無意識に溜め始める→2歳半頃に間隔が空く(個人差があり)

・言葉を理解し片言で話せる→2歳半頃になると尿意を自覚し始め、言葉でも伝えられるようになります。

言葉ではうまく伝えられなくても、おしっこが出そうなしぐさで教えてくれることもあるので、お子さんのサインをキャッチしてあげてください。

一人で歩けるようになる→1歳半位になると一人歩きも安定してきます。トイレまで歩いていけるようになるというのは体の準備が整ってきているということですね。

4.step②おしっこに誘ってみましょう

食事の前後や就寝前、起床後、など生活の節目でトイレに誘ってみましょう。偶然でも、おしっこがでたらおしっこを認識するチャンスです。

①放尿感②耳から覚える③目から覚える
この3つの感覚を体験させていくことでおしっこの感覚を育てていきます。

おしっこに誘ってみて、出なくでも便器に座れたら褒めてあげるようにしましょう。

頻回にトイレに誘い過ぎると、トイレが嫌いになってしまうお子さんもいます。

トイレに行きたくなるようにお子さんが好きなキャラクターや電車などをトイレに飾り「〇〇見に行こう」などと言って誘うのも一つです。

あと、お子さんは大人用の便座だと足が浮いたり、お尻が不安定だったりと落ち着かなかったりします。

そんな時は、お子さん用便座を用意してあげたり、足台を置いてあげたり等の環境を整えてくださいね。


内容が多くなってきたので、step③以降は別記事で紹介します♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?