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老齢年金 いくらもらえる?

老齢年金が将来いくらもらえるのか、という事は誰しも気になることではないでしょうか。

国のH29年の財政検証において、モデル世帯としての年金額が示されています。

モデル世帯は、夫が平均的な給与で40年間厚生年金加入、妻が40年間専業主婦としているようです。

そのモデル世帯では夫婦の老齢年金額を合計して22万円/月程度としています。つまり、

夫:基礎65,000円+厚生90,000円=155,000円/月 (年額1,800,000円)

妻:基礎65,000円/月 (年額780,000円)

夫婦の合計22万円/月×12か月分=2,640,000円/年

以上のようになると思われます。夫婦総額で300万円に達しないので、現役世代の給与から見たら少ないなと感じる方が多いのではないでしょうか。

上記は将来の現役世代の手取収入からみて、所得代替率を算定するためのモデルケースとなっています。(所得代替率50%を想定)

各自の年金額は毎年誕生日月に年金機構から送付される、ねんきん定期便をみると現状記録において年金額(参考)が記載されています。

比較として他人の年金額が気になると思いますが、男性でも総額200万円を超える方はそれほど多くないのではと思います。女性の方も総額100万円を超える方は多くありません。

現在は女性も厚生年金に加入する期間が長くなっているので、将来の年金額における男女差は小さくなっていくと思います。

いずれにせよ、ゆとりのある老後を送るためには公的年金額を基準として各自資産を増やすことが必要な時代になってきたのでしょうか。





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