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老齢年金

老齢年金は公的年金給付のなかで一番メジャーではないでしょうか?

年金=老齢 というイメージが一般的です。

老齢基礎年金+老齢厚生年金の両方が受け取れるようになるのは原則65歳からです。

特別支給の老齢厚生年金として65歳前に受け取れる厚生年金もありますが、年齢や性別によって受給権発生が異なります。さらに厚生年金に加入中で在職中の方は、報酬によって年金が全部又は一部停止になる仕組みがあります。

年金は退職後の所得補償を想定しているためと思われますが、今まで保険料を納めてきたのに停止になる場合もあるということは簡単に納得がいくものではないですよね。

2022年より上記の年金停止の条件を緩和する法律ができそうですが、該当する方は今後の受給権発生時期に照らすとわずかになりそうですし。

それに65歳以降の厚生年金加入者は現行通りのようですね。例えば経営者などの社長さんは報酬が高くて老齢厚生年金がほとんど停止になっている場合が多いのではないかと思います。厚生年金を受け取るには報酬をグッと下げるか、または退任するしかなく・・・

税と同じく、所得の再分配の仕組みが働くとしても、報酬が高い人はすでに多くの保険料を支払っているわけで・・

これからの人口減による働き手の減少、つまりは保険料を支払う人口が減るわけで、国民が不安になるのは当たり前だと思います。

厚生労働省のホームページに情報が記載されているとしてもすべてではないでしょうし、そもそも理解するのが困難な文字の羅列が並んでいるだけ。

やはり学校教育できちんと年金の仕組みを学ぶべきであると考えるのは私だけでしょうか?


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