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障害年金 認定基準を読み解く

障害年金の審査においては、公表されている「障害認定基準」が使用されます。それぞれの傷病において障害等級別の基準が記載されているので、審査において認定されるかどうかについて大まかに把握できます。(以下に日本年金機構HP添付)

一冊の本になるくらいの内容なので、小説を読み終えるような感覚で見ると辛くなると思います。また、専門用語や医学用語もありますので完全理解するのは容易ではありません。

専門家として業務にあたる方以外は日本年金機構のHPの内容を確認する具合で充分だと思います。

障害認定基準を読み解く場合、辞書を使うような感覚で必要な個所の情報を引き出す使い方になるでしょうか。

障害認定基準の内容は大まかに分けて、

外部疾患

内部的疾患(精神の障害含む)

以上の2つに分けられます。

外部疾患は機能や数値で障害等級を判断しやすいといえます。例えば視力や聴力、筋力・関節の他動可動域などです。

内部的疾患は数値や機能と併せて一般状態区分表によって総合的に判断されるので審査が複雑になります。

精神の障害では「等級判定ガイドライン」が運用されており、細分化されています。(以下は日本年金機構HP)

こちらも読破するというより、該当箇所を確認する使い方がわかりやすいのかもしれません。

これらの基準が公開されているのだから請求は簡単に思いますが、内容によっては複雑かつ大変なことが数多くあります。

そもそも認定基準は請求書類一式が不足なく揃って初めて審査の際に使用されるものです。

最初に結論ありきで進めるのもよいですが、初診日からいろいろな情報を集めていくうちに複雑な進め方になることもあります。(複数傷病など)

年金事務所、専門家でも即答できないことがあります。認定基準が公開されていますが、審査請求などの不服申し立て制度があるということは、デジタル的に判定できるものではないということでしょう。




PS:コロナワクチン接種後に2週ほどして蕁麻疹ができ始めました。気にしていなかったのですが段々患部が広がり、そのうちに痛痒くて寝られなくなって病院に行ってきました。因果関係は不明ですが、早くぐっすり寝られるようになりますように・・



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