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年金だけで充分か?

老後の生活資金は公的年金だけで充分か?

よく話題になります。将来の必要資金にはいろいろな考え方があります。

老齢年金で考えれば、会社員時代の給与と同じ水準でもらえるわけではありません。

男性の方でも自分の1ヶ月の老齢年金額が月額20万円を超える方は少ないです。

昭和61年3月までは厚生年金加入者の扶養配偶者であれば年金制度に加入する必要がありませんでした。さらに過去の法律では退職後の厚生年金の脱退、つまり解約して一時金を受け取ることが出来ました。

つまり女性の場合は年金加入期間が短く、厚生年金の脱退手当金を受け取っている場合もあり、年金額は多くありません。年金額が月額10万円を超える方は少ないです。

現在は女性の社会進出が当たり前の時代ですので、将来的には男性並みの年金額を受け取れる女性が増えてくるでしょう。

就労状況として、現在は65歳で雇用契約終了の企業がほとんどですが、中小企業では65歳以降の雇用も増えてきました。背景には人手不足があるようです。

厚生年金70歳まで加入ができます。現在の65歳は元気な方が多いですから今後は仕事を続けていく方が増えていくかもしれません。

年金と給与の両方があれば金銭的には安心かもですね。

20代の方に40年50年後のことを考えて貯金をしましょうと言うのは違和感があります。若いうちは自分の投資に回したいですから。

しかし若いうちから自己資金を増やすためと考え、税制的に有利な確定拠出年金やNISAなどの制度を利用していくのもよいと思います。

お金を貯めるのって結構大変ですから。





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