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年金保険料や税 収入に占める割合は?

令和3年度の国民年金保険料16,610円/月です。(以下、国民年金保険料の推移)

厚生年金保険料標準報酬月額20万円の場合、18,300円/月(事業主負担を併せると36,600円/月)となります。(以下、厚生年金保険料額表)

決して安くない金額ですよね。

この他に健康保険料(介護保険料)、雇用保険料、所得税、住民税が引かれ、日々買物をすると消費税等もかかり、死亡すれば相続税もかかるわけです。

バブル崩壊後の30年間、日本における一般労働者の賃金はほとんど上がっていないようです。(以下、厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査における資料)

収入はほとんど上がらないのに、社会保険料や税はこれまで少しずつ上がってきました。(これからは上がらないとは限りません)

収入に対して社会保険料や税の占める割合は年々増しており、日々の生活のおける負担感は増しています。

生きていくうえで社会保険と税は必要であり、大切であることは誰でも理解されていることと思います。

しかし、多くの負担をしながら、年金や税について、よくわからないことが多くないでしょうか。それらの内容について、これまで教育を受ける機会すらありません。

情報公開はされているものの、一般の方が内容を理解するには難しい記述が並びます。ブログやYouTubeで多くの専門家の方がわかりやすい解説をしていますが、国からも学ぶ機会を作ってほしいです。

ニュースで各種改革案が伝わると、よくわからないうちにあっという間に改正されていきます。負担が増すのに果実が減るようでは誰でも不満が溜まります。痛みが必要な財政であれば詳細な説明が求められます。

多くの負担をする社会保険、税については何が問題点か理解できるよう、日々学べる場が必要でないでしょうか。







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