見出し画像

国民年金保険料の変遷

令和3年度の国民年金の保険料は月額16,610円です。

平成16年度年金制度改正により、保険料の上昇が年度ごとに固定されました。(厚生年金保険料も同様)

実際には、平成16年の制度改正で決まった保険料額に物価や賃金の伸びに合わせて調整することになります。

昔は保険料が今より安かったです。私が20歳のころは一万円未満でした。

単純に昔と現在の保険料と比較はできません。少子高齢化と経済成長による物価上昇対策(最近は経済成長はほとんどしていませんが・・)ですが、今後は保険料は上がらない(現在の法律では)はずなので、こんな計算をしてみました。

17,000円(限度額)×480月(40年)=8,160,000円

40年間保険料を支払った場合の国民年金額・・780,900円(R3年度)

8,160,000円÷780,900円=10.44

つまり、単純計算で10年間、基礎年金をうけとると元が取れる計算になります。(今後給付額が下がらない前提)

マクロ経済スライドによる将来の調整について、もう少しわかりやすく説明してほしいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?