障害認定基準 第9節/神経系統の障害
今回は神経系統の障害について見ていきます。
神経系統の疾患による障害は、実に多様であり、その障害の認定は肢体障害、精神の障害、言語の障害など、様々な障害を総合的に判定して認定されます。肢体の障害の認定は、第7節/肢体の障害 に示された認定要領に基づいて認定されます。
神経系統の障害の原因疾病として、脳血栓・脳出血などの脳血管障害や、脊髄血管障害・脳腫瘍・脊髄腫瘍・糖尿病・パーキンソン病・交通事故などによる頭部外傷・脊髄損傷などによるものがあります。
脳血管障害による神経障害によくみられるのは、言語障害・運動障害・感覚障害・排泄障害・嚥下障害・視野障害などがあります。
神経は体のいたるところに網の目のように張り巡らされています。中枢神経である脳は、脊髄や末梢神経から入ってきた情報を処理して身体を維持しています。
神経は見えない身体の一部ですが、上記などの原因によりその働きができなくなってしまうことがあります。
神経という細胞がいかに大切であるかわかります。神経は鍛えることが出来ないのでどのようにして健康を保つのか考えていくことが大切かもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?