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障害年金はいくらもらえる?
現在、国民年金や厚生年金に加入して保険料を支払っている以上、じゃあいざとなったらいくらもらえるの?
最初に当然そう思うでしょう。買物をするときはモノやサービスの対価としてお金を支払います。そのモノの価値をよく見定めて購入しますよね。
公共料金を含む税金などの公租公課は国や自治体が定め、支払う側の選択の余地はありません。年金保険料もそのうちの一つです。とはいえ保険料は決して安くないし、支払ったお金が一体いくらになるのか情報がなければ、感情論として不安になるのは当たり前だと思います。
昨今の年金不安の報道は政権を揺るがすほどです。実際、政治家の先生方も官僚から少し聞いただけで内容を詳しく知るのは困難だと思います。これまでの学校の授業で教えてくれていたら少しは理解が深まったはずなのにと考えるのは私だけでしょうか?
例:40歳の会社員の夫(初診日は厚生年金加入で18年間支払い・平均標準報酬額300,000円) 腎疾患による人工透析あり・・障害等級2級に認定
家族・・妻38歳(専業主婦) 18歳未満の子2名(高校1年、中学2年)
上記の4人家族を例にして年金額を試算してみます。
障害等級2級 障害基礎年金+障害厚生年金の両方が受給できるとします。
障害基礎年金781,700円+子の加算(224,900円×2名)=1,231,500円(令和2年)
障害厚生年金519,210円+配偶者加算224,900円=744,110円(概算)
基礎+厚生=1,975,610円(164,634円/月)くらいもらえることになります。もちろん非課税です。(子の加算は18歳到達後の年度末まで)
給料よりは少ないですが、これだけの金額が症状が続く限り支給されるのは非常に助かるのではないでしょうか。民間の生命保険会社でこの制度を作るのは困難です。
そこで条件をお話しすることになります。万一の場合、上記のような年金を確実に受け取っていただけるよう、次回は大事なことをお話していきたいと思います。
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