海外で働く場合(社会保障協定)
日本から出国して海外で働く場合、原則的には相手国の年金制度に加入することになります。
そうなると会社員は厚生年金と相手国の年金に二重加入することになってしまいます。
社会保障協定はそのようなに二重加入を防止するため、二国間で協定を締結する制度です。まだ年金のあるすべての国と締結されているわけではありません。
この協定により両国の加入期間を通算(韓国とイタリアは通算なし)できるようになり、過去に海外勤務の経験があり、年金受給世代になっている方は掛け捨てになっていた短期の駐在期間の年金が受け取れるようになりました。
1.二重加入の防止
2.年金加入期間の通算
以上がメリットです。
今後海外で仕事をする予定の方は参考にされるといかがでしょうか。
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