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『宝塚を観に行ったお話-後編-』

『宝塚を観に行ったお話-後編-』

35歳の一般男性が生まれて初めて『宝塚歌劇団』を観に行ったので記録として文章を書かせていただきます。
前編と後編の2部構成になっております。

【いざ宝塚歌劇団編】

時は来た。宝塚歌劇を観に行く当日である。
天気は雨。。。クソッ。。。
皆さんは東京宝塚劇場がどこにあるかご存知でしょうか?
答えは有楽町。
そんなことは置いておいて、いざ劇場に着くと宝塚に心を踊らせている女性たちが群がっていた。事前にリサーチした通り約8割が女性のお客様という情報は間違っていなかった。中にはトップスターの名前を紙に書いて雨の中立っている女性を見かけた。いったい何をしているのだろう⁇どなたかご存知の方はあの女性達の目的を教えてほしい。
ってなわけで中にはいるとそこには綺麗な赤い絨毯でお城みたいな空間が広がっていた。お客さんも少し粧し込んだ上品な格好をしている。
ちょっと待って??
トイレの鏡で確認したところ自分の格好がとんでもなく場違いであることに気づいた。ここで私のファッションのポイントを解説しよう。
トップスはindependentの迷彩のTシャツ。スケーターならご存知の定番ロゴが胸に大きく入りなんとも男らしい雰囲気を醸し出している。少しオーバーサイズで着こなしているのがポイントである。パンツはUNIQLOのシンプルな黒い長ズボン。こちらもやや大きめのサイズを選んでいて少しずり下げて履く“腰パン”というテクニックを使用している。足元はえんじ色のアディダスのスニーカーだ。見る人が見ればスケートボードラインのやや珍しい物だが一般的には三本線の入った靴という認識だろう。
いかがでしょうか?スケートパークなら違和感のないファッションなのだが、ここは東京宝塚劇場である。異世界転生系マンガを彷彿とさせる場違い感を味わうことになった。
#ミーハー現代っ子スケーター
#転生したら女性だらけの世界で歌劇を鑑賞する件
#ライトノベル
さてさて、早速場内に入り指定の席である2階席の後方に着席した。率直な感想が2つほどあったので記しておこう。
・椅子の前後の間隔が狭い。(映画館の3分の2くらい)
・舞台までの距離が恐ろしく遠い(双眼鏡持っている人がいた)
初めての宝塚では色々な刺激がある。
公演時間は約3時間で休憩が30分くらいある感じ。トイレがちかいうえにハイボールを2杯飲んでいた私でも休憩のおかげでなんとか我慢できるレベルでホッとした。
ちなみに皆さんはご存知だろうか?
宝塚歌劇はミュージカルとショーオルケスタの2本立てなのである。つまりミュージカルが『CITY HUNTER』でショーオルケスタは『Fire Fever!』という演目だった。
ショーオルケスタとは皆さんが想像している宝塚だと思う。階段から羽つけて降りてくるアレだ。
#説明が雑
ということでここからは宝塚歌劇を観た感想に移っていこう。
まずは『CITY HUNTER』だ。
話の内容というよりは、宝塚トップスターの冴羽獠を演じる彩風咲奈さんの宝塚力がすごい‼︎
#宝塚力って何
声がはっきりしていて2階席の後ろからでも指先までしっかりと視認できる動き。こりゃファンが多いわけだ。というかトップスター以外の人もシンプルにすごい‼︎
さらに舞台の稼働もすごくて、地面からいきなり飲み屋が出てきたり、階段出てきたりとこれまたすごい。舞台裏はどうなっているのだろう??
感想を一言で言うと、会場のほぼ全員が彩風咲奈さん演じる冴羽獠に恋をしていたと思う。
#ハッスル  
そんでもってショーオルケスタの『Fire Fever!』は主に歌とダンスを披露する演目で、演者さんの完璧に揃ったダンスといったら圧巻で、どれだけ練習をしているのだろうかと思ってしまうレベルである。
トップスターさんが階段から羽着けて降りてくるところは、なんともいえない感動があった。

如何でしたか?
35歳の一般男性が宝塚を観に行ったお話は。
最後にこれから宝塚歌劇を観に行こうと思っている人に伝えたいことがある。
チケットはなるべくランクの高いものをゲットせよ‼︎なんじゃかんじゃ近くで観たかった感は否めない。個人的には次に観に行くなら間違いなくSS席を狙って宝塚友の会と戦うだろう。
もう一つ、休憩時の女子トイレは新型iphoneの発売日を思わせる行列が予想されるので女性の皆様は心しておくように‼︎
#男子トイレはめっちゃ空いてるよ  

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