就職先の選び方
こんばんは。
今日は就職先を選ぶ時の考え方について書きたいと思います。
就職活動中の学生さんと接していて思うことは、
就職先を選ぶ「柱」が無い
またはズレている学生さんが多いということです。
優秀だなと思った学生さんでも、よくよく話を聞いてみると、他社では全く異なる職種を受けているということがあります。
例えば、生産技術職と研究職。
学生さんからするとどちらも技術系なのかもしれませんが、携わる業務は全く異なります。
さらに志望業種もバラバラといった学生さんもいます。
業種や職種といった就職先の「柱」で間違えると、早期離職につながることが非常に多いです。
私が思うに
「柱」は、業種、職種、給与、福利厚生、何でも良い
のです。
例えば、働く場所。
地元に残りたい人が、全国転勤有りの会社に就職してしまったら、悲劇でしかありません。
また、給与を一番に考えるのであれば、メーカー系ならセンサや半導体製造装置関係でしょうか。そもそもメーカーではなく総合商社などがオススメですね。
自分が譲れない「柱」を持っている学生さんは強いです。
採用担当はそのあたりを敏感に察知し、本当に自分の会社/部署で長く働いてもらえるかという観点で評価しています。
私の就活では、拙い自己分析を基に、「見栄」と好きな「乗り物」に関われる会社を選ぶことにしました。
「見栄」に関しては、大企業+新規プロジェクトで会社を選びました。そもそも機械工学に進んだきっかけが「プロジェクトX」であった為、新しい大規模プロジェクトに関わりたいという夢がありました。それを実現しようと思った訳です。
それに加え、車や鉄道、飛行機といった自分の好きな「乗り物」に関わることを目標としました。
結果、職種は二の次でした。
今思えば、本当は研究や開発をやりたかったのです。
しかし、第一志望企業の研究/開発では受かりそうになかったので、志望学生の少ない生産技術職を志望しました。
そういった意味では、「見栄」と「乗り物」といった「柱」に沿った就職ができたので、幸せなエンジニア生活だったと思います。
「だった」というのは転職した為です。
一部は正解、一部は不正解だったと思っています。
この辺りはまた別の機会に書きます。
とにかく、
何を自分の「柱」にして就職先を選ぶのか
事前によく考えて就職活動に臨むこと。
これから就職活動をする学生さんには、ぜひ意識して欲しいなと思います。
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