見出し画像

秘湯と気功でつづる七十二候|草露白 (くさのつゆしろし) 9/7~9/11頃

草に降りた朝露が白く光って見える頃。朝夕の涼しさが際立ってきます。露は、夏から秋への季節の変わり目など、朝晩の気温が下がる日によく見られ、秋の季語にもなっています。

「露が降りると晴れ」
という天気の諺があるそうです。

露は
空気中の水蒸気が冷やされてできるもので
夜、地上の熱が空に逃げる
「放射冷却」によって発生します。

夜の間中雲一つなかった場合、
昼間に太陽熱によって蓄えられた地上の熱は、
空に向かってどんどん逃げて行きます。
さえぎる雲がないので
熱はそのまま宇宙に放射され
明け方、大気が冷え込み
露を結ぶのだそうです。

この、露を結ぶ
夜の間中雲一つない空というのは
高気圧に覆われ、
安定した気圧配置になっていることが多いので、
「露が降りると晴れ」
となるそうです。

画像1

以前もちらっと書かせていただきましたが
気功診断で
一文字診断があります。

気功師がその人をみて
今、その人に足りないものを
一文字、差し上げるのです。

その時、その時で
自分にとって必要なもの、足りないものは
変わっていきますから
また、前の文字をいただいたことによって
成長もしますから(と信じたい!)
毎回、違う文字をいただく場合が多いです。

ただ私は
「定」
という文字を2回連続でいただきました。

文字をいただいた時は
「あーー、
 定まる力、
 つまり、站桩が足りないってことだなぁ」
って、単純にそう思ったのです。

でもどこかで、
「站桩って言われても
 私は腰が悪いから
 長時間の站桩はできないし、
 そもそも自発動派だし・・・」
とも思っていたのです。

画像2

しかし2回連続で
「定」
という文字をいただくと
さすがに考えだします。

いただいた一文字は
常に目につく場所に置いて
その文字の意味することを
考えたりしているわけですが、
ある日、ふっと
「芯」をつくれ
ということではないか?
と思ったのです。

「芯」をつくる。
そのための方法としては
站桩でなくてもよいわけです。

そう思えた時
何か道が見えた気がしたのです。

画像3

そして「露」

実は「露」という一文字もいただきました。

「露」という文字をいただく時、
「小さな水蒸気が集まって露ができる。
 この文字はレベルが高い文字ですよ」
と先生に言われたのです。

「露」という一文字をいただいた理由は
まだよくわからないのですが、

でも、
地表の熱が
雲一つない天を突き抜け
目に見えない水蒸気を集めて
葉の上に露となって白く輝く。

なんだか、とても素敵じゃないですか。

とても嬉しい!

画像4

よぉーーーーし。
雲一つない空、
宇宙に向かって突き抜けたる!

秘湯と気功に感謝を込めて。