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秘湯と気功でつづる七十二候|山茶始開 (つばきはじめてひらく) 11/7~11/11頃

山茶花 (さざんか) の花が咲き始める頃。
この山茶 (つばき) とは、"椿 (つばき)" でなく、ツバキ科の「山茶花」のことを指しています。
山茶花という漢字は「山に生え花を咲かせる茶の木」ということで、その葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来するそうです。

♪サザンカ、サザンカ、咲いた道
焚火だ、焚火だ、落ち葉たき♪

庭先に
サザンカが咲いています。

実はつい最近まで
この花がサザンカだとは知らず、
すっかりツバキかと思っていました。

ツバキとサザンカ。
似ていますよね。

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この2つの違いは
いくつかあるみたいですが、
そのひとつに散り方があるそうです。

ツバキの花は
丸ごとぽとっと落ちるけど、
サザンカの花びらは
1枚ずつ、ひらひら散っていく。

いいですねぇ、この散り方。
サザンカの花言葉
「ひたむきな愛」
にぴったりな気がします。

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りんごが木から落ちるのを見て
重力を発見したのは
ニュートン。

サザンカの花が散る姿をみて
重力を思い付いたのは
私だ。

(嘘っ!)

でも
最近ずっと重力のことを
考えていたのは本当です。自発動をしていると
重力を感じます。

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気功を学び始めた頃は、
一日中ずーっと自発動状態だったので
ずーっと重力を感じていました。

特に
頭が重くて重くてたまりませんでした。

重い。重い。重い。

テレビを見ているときも
頭に重力を感じて
重くて重くてまっすぐ支えきれないのです。

あーーー。
倒れるーーー!

頭が重力に引っ張られる感じで
左に倒れていく感じです。
そう、
身体が「く」の字になってる感じです。

重いーーーー。

そんな体制、
楽なわけないですから
まっすぐになろうとするのですが
重くて重くて元に戻らないのです。

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なんなんだ。
なんなんだ。

なぜみんな
こんなに重い頭を
細い首の上にのっけて
平気でまっすぐに
立っていられるのだ!?

本気でそう思っていました。

でもそういう自分も
気功を始める前は
平気だったのですけどね(笑)。

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自発動は
無意識の動きですから
なぜ身体が「く」の字に曲がるぐらい
頭が左に傾き続けるのか
自分でもよくわかりません。

でも
身体が動くままに
重力を感じるがままに
「く」の字で過ごしていたら、

そう、曲がるのは必ず左、

何かが変わった気がします。

なんとか頭の重みを
首でまっすぐに支えられるようになった頃、
ずっと息ができないくらい辛かった肩こりが
緩和されていました。

重力、大切。

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♪サザンカ、サザンカ、咲いた道
焚火だ、焚火だ、落ち葉たき♪

懐かしいーーー。

でも、やっぱり
サザンカといえば

♪くもりガラスを手で拭いて
 あなた明日が見えますか♪

でしょう。

「サザンカの宿」
頭から離れなーーーい!

秘湯と気功に感謝を込めて。