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秘湯と気功でつづる七十二候|雉始雊 (きじはじめてなく) 1/15~1/19頃

雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃。
雉は日本の国鳥で、古名をキギスまたはキギシといい、それが転じて「キジ」になったそうです。
雉は足の裏で地震の震動を察知し鳴くそうです。地震・雷などの時に雉が鳴くことを「音合わせ」というそうです。

雉は
足の裏で地震の振動を察知し
鳴くそうですね。

以前、ご宿泊にきていただいた方で
上野動物園の近くに住んでいらっしゃった方が
大きな地震の前、
鳥が一斉に鳴いてすごかったと
おっしゃっていました。

で、本当に動物は
地震を予知できるのかなぁっと思って
気象庁のサイトを見てみたら、

動植物には
音、電気、電磁波、匂いなどに対する感知力が
人間などに比べ格段に優れたものがあることは
知られていますが、
地震の前兆現象についても、
動植物自体についても、
まだわかっていないことも多く、
地震の前に異常行動・反応をする理由について
科学的に説明できていない状況です。
(注:かなり略して記載しています。
 詳細はこちら↓   https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html#yochi_7)

とのことでした。

さっすが気象庁。
慎重ですね。

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でも私は地震の予兆を
雉と同じように
足の裏で感じたことがあります。

あれは
中越地震の後だったと思うのですが
気功の先生が駒の湯山荘に
いらしてくださり、
何名かと
受付前の囲炉裏を囲んで
談笑していたのです。

その時
足の裏に
ビビビビッ、ビビビビッ、
って地震を感じました。

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駒の湯山荘は
大きな岩盤の上に建っているので
中越地震の時も
ピクリとも揺れなかったぐらいですから
普通の地震でも
揺れを感じることはありません。

その時も
揺れはありませんでしたから
他のお客様も
何事もなく過ごされていたのですが
私たち、
先生を囲んで座っていたメンバーだけが
地震を足の裏で感じていたのです。

中越地震のような
大きな地震の時でも
足の裏で地震を感じたりは
しなかったですから、
あれは先生が皆んなに気を送って
感じさせてくださっていたのだと思います。

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2年間、
大学に通って
中国の先生に
気功を学んでいた時、
「言葉」ではなく
「気」で気功を教えてもらっていました。

例えば、
頸椎がズレている患者さんがいます。

でも私たちが触っても
頸椎のズレが感じられないのです。

もちろん
ツボや経絡については
学んで知識として頭に入っています。
でもそれと
診断で分かるようになるのは別なのです。

でも先生がすっと
私たちの後ろに立つと
突然、
「あっ、ズレてる、ズレている!」
と感じ取れるようになるのです。

先生はもちろん
何もおっしゃいません。

でも私は絶対に先生が
気を送ってくださっていたんだ、
と思っています。

だから
囲炉裏で地震を感じた時も
先生が気を送ってくださって
感じさせてくださっていたのだと
思っています。

その証拠に
それ以来、
足で地震を感じたことが
ありませんから。

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そんな
ものすごい気功の先生でも
先生ご自身は
「僕はレベル4だね。
 僕の先生はレベル7ね」
とおっしゃっていました。

すごっ。

その時は、
気功を習い始めたばかりで
怖いもの知らずですから

「先生。
 私、その先生の先生に会いたいです!」
って言ったのです。

すると
「会っても、何もわからないよ」
と言われてしまいました。

んん??

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その時は
意味が解らなかったのですが、
今はわかります。

相手の見える、感じるレベルが
同等以上でないと
何も見えないし、感じない。
だから何もわからない。

でも
このことがわかるのに
20年かかりました(笑)。

ふーっ。

秘湯と気功に感謝を込めて。