![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73451465/rectangle_large_type_2_f5f4b860f8dd0abf60d3a188430d0daf.jpeg?width=800)
秘湯と気功でつづる七十二候|霞始靆 (かすみはじめてたなびく) 2/24~2/28頃
霞始靆 (かすみはじめてたなびく)」 2/24~2/28頃。
遠くに薄ぼんやりとたなびく「霞」と、近くに深く立ち込める「霧」。物理的には同じ現象なのですが、「霞」は春の季語、「霧」は秋の季語とされてします。そして「靆=たなびく」は、霞や雲が層をなし、薄く長く漂っている様子を表しています。
♪霞か雲か ほのぼのと♪
春、霞。
良いですね。
春が優しく近づいてきている感じがします。
![](https://assets.st-note.com/img/1645625349079-nBlKoyE9dj.jpg?width=800)
私は「霞」と聞くと
オーラが思い浮かびます。
白いもや~っと霞の感じが
オーラと似ている気がするからです。
ロクソクを灯した時、
ロウソクの炎のまわりに
もや~っとしたものが
うっすらと見えるかと思うのですが、
あれと似ています。
余談ですが、
ロウソクを灯して瞑想をする時、
ロウソクの炎を見るのではなく、
炎のまわりのもや~っとしたところを見ます。
ぼーっとね。
![](https://assets.st-note.com/img/1645668794107-FOQKasI0rW.jpg?width=800)
オーラを見る時は
第3の目で見ます。
私はオーラ自体、
絶対的なものではなく、
その人との相対的な関係で
見えるものだと思っています。
先日、気功教室にお伺いした時、
観音様の光背のような
先生の白いオーラを見ました。
でもこれって、
先生と私の関係において
見せていただいたオーラだと思うのです。
全てが相対的。
それが東洋思想の
素晴らしいところだと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1645625384649-fOHhmSJbR5.jpg?width=800)
かつて、
「蒙霧升降 (ふかききりまとう)」
の候でも書きましたが、
雲と霧は現象としては同じで、
大気中に浮かんでいるものが「雲」、
地面に接しているものを「霧」と呼びます。
そして「霧」も「霞」も
物理的には同じ現象ということなので、
つまり「雲」も「霧」も「霞」も
物理的現象は同じ。
同じものでも、
見る位置や季節によって
違う名称で呼ぶ。
なんだか、
日本的な、東洋的な
ものの見方って
素敵だと思いませんか?
♪霞か雲か ほのぼのと♪
うん、良いかも!
秘湯と気功に感謝を込めて。