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気功と秘湯でつづる七十二候|閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる) 12/7~12/11頃

天地の気が塞がれ、本格的な冬が訪れる頃。
冬の季節風の影響で、氷雨や雪をもたらす重く広がった灰色の雲が空をふさぎます。「塞ぐ(ふさぐ)」という言葉には、寒さから人々を守るという意味でも解釈できるそうです。

天地の気が塞がれる
「閉塞成冬」の候。

えっ!
天と地の気が塞がれる!?
それは大変!大変!

だって
天と地の気が塞がれたら
天と地のエネルギーを
いただけなくなるじゃないですか!

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と思ったのですが、
別の見方をすると
「塞がれる」
ということは
「守られている」
とも考えられます。

中医学の冬の養生法は
動物が冬眠するがごとく
なるべく動かない、
エネルギーを使わないこと、です。

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そう考えると、
これから厳しい冬に向けて
天と地も、
気を塞いで
天と地の間にいる人を
守ってくれるのかもしれない。

そして、そう考えると、
この雪国の、どんよりと重い、
いわゆる「雪曇り」といわれる空も
愛おしく感じてきます。

・・・とはなりませんね。
さすがに(笑)。

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暑いインドで発展したヨガは
動きが少なく、
気功でも北の寒い方では
発展したものは動功が多いと言われます。

たしかに、
炎天下で
激しく動いたら倒れてしまうでしょうし、
氷点下のところで
じっと動かずポーズをとっていたら
凍え死んでしまうことでしょう。

やっぱり気候・地域にあったものをしないと!

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実際、私の冬の気功教室では
夏より動きます。

寒くて縮こまった身体を
甩手などをしながら
ゆっくりほぐすことから始めるのです。

確かに冬の養生としては
気を外に出すのは良く無いけど、
身体の中の気は動かした方がいいと思っています。

そういう意味では
寒い夜、くいっとお酒を飲んで
身体を温める、気を巡らすのも良い方法です。

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気功は
宇宙エネルギーを自分に取り込む方法です。

宇宙と自分のエネルギーが
つながると
神(しん)、守護神、呼び名は色々ですが
声が聞こえるそうです。

でも、その声はとても小さい。

そう気功の先生はおっしゃっていました。

実は今までそういう話を
あまり自分とは関係のない話だと
聞き流していました。

なんといっても、
私は自分の健康のために
気功をしてきましたから。

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でも、先日、
気功の先生がご自身の光を
私に見せてくださったのです。

細く白い、
キラキラとした、
綺麗な透明の光の糸が
先生の頭の上から
天にのびていました。

普段、私は
気功診断をする際
黒い、白いは分かりますが
人のオーラの色までは見えません。

でも先生の側にいると
オーラの色が見えます。
それは先生が私に
見せてくださっているのだと思っています。

それは私の波動を合わせて
くださっているのだと思っています。

本当に素晴らしいものを
見せてくださったと感謝しています。

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気功もひとりでするのと
お教室でみんなとするのでは
やはり違います。
それは気のエネルギー、場が違うからです。

例えば
陰の強い人と陽の強い人がいることで
生徒ひとりひとりの波動が
互いに整え合うからです。

そして気功の先生が
教室の波動を整えてくださっているからです。

だから時々、
気功の先生の教室に行きたくなります。

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これから冬本番ですね。
どんよりとした雪曇りが続きます。

やっぱりまた、
気功教室に行こうかな。

秘湯と気功に感謝を込めて。