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coを溢れさせる渋谷区子育てネウボラ拠点施設!

こんばんは、神薗まちこです。
今日は、2021年8月2日に開所する渋谷区子育てネウボラ拠点施設について、まとめてみたいと思います。

1:そもそも子育てネウボラとは?

こちらに関しては、過去記事にまとめていますので詳細はご覧いただければと思いますが、「妊娠期からの子育て支援を。ご家庭に寄り添って、18歳まで渋谷区が伴走して、共に育てる」そんな取り組みです。

2:拠点となる施設はどんな特徴があるの?

一言で言うと、「子どもやご家族に直接かかわるチームが1か所にまとまっている」ということです。
具体的に入っているのは、5つの組織です。

神南子育て支援センター(coしぶや)/未就学のお子さんが自由に安心して遊べる。保護者は情報交換や交流も出来る。
子ども家庭支援センター/18歳未満の子どもとそのご家庭に関する悩み全般を受け、各組織と連携し、対応する。
子ども発達相談センター/子どもの発達に関する悩みを、各分野の専門家(心理士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、保健師、保育士等)が応じ、支援する。
中央保健所/保健師を中心に、医療的な知識をベースに健康や精神面などのサポートを行う。
教育センター/スクールソーシャルワーカーが中心となって、主に就学以降の子どもたちの学校生活に関連するような相談を受け、対応する。

渋谷区の子育てネウボラの仕組みとしては、ご家庭に妊娠期から寄り添う最前線にいるのは、地区の担当保健師になります。ので、ご相談のある方はまずは中央保健所へご相談いただくのがよいかもしれませんが、「どのフロアで相談していただいても適切な場所につなげてもらうような体制をつくっています。

3:2-3Fのご紹介:神南子育て支援センター(coしぶや)

ここはネウボラのまさに、顔となるスペースです。

愛称である「coしぶや」の名前の由来は、こども・子育ての「子」、ちがいをちからに、個性の「個」、対話(conversation)、コミュニティ(community)、協働(collaboration)、共創(co-creation)、協力(cooperation)・・・様々な「co」を集めて、coしぶやと名付けたとのこと。

あれ??これって、いつも私が言っている「まちに、coを溢れさせましょうよ!」と、まさに「まち+co」じゃないですか!!!
この愛称を聞いた時に、あれ?パクリました??って言いたくなっちゃいましたが、ぐっとこらえました笑。




無印の良品計画さんと共創する空間がとても居心地よく、ほんわかします。
2Fはどなたでも気軽に入ることのできるスペース
ひらめきや出会いの場となるアトリエには、モッキンガムという遊具や、廃材で創造活動が出来るしぶやマテリアルなどのクリエイティブ空間があります。



coの食卓は、多世代が集えるコミュニティスペース。食を中心とした出会いとつながりの場です。





3Fは子育て支援センタースペースなので、コロナ禍の今現在は予約制になっております。
直近情報はインスタを見るのがよいです ↓
https://www.instagram.com/co_shibuya/

天然素材を活かしたおもちゃなどで、ゆったりと遊べるスペース。相談室や短期緊急保育室なども併設しています。


4:4-6F中央保健相談所

マスキングテープで出来たハートがお出迎え。渋谷区の施設ではお馴染みになってきたマスキングテープアートの西村氏の作品です。(同じ会派の薬丸議員もお手伝いして、完成されたとのこと!)



妊娠期から出産、子育て期の相談窓口として、地域の担当保健師を中心に、歯科衛生士や栄養士がサポートします。健診や相談、健康づくりに関わる講座や教室などが行われます。

5:6F教育センター

子どもの教育(主には学校教育)に関する悩みなどを、スクールソーシャルワーカーが中心に相談に応じます。相談窓口はネウボラ拠点内にありますが、学校に通っていない子どもたちの支援のための「けやき教室(相談指導教室)」はケアコミュニティ原宿の丘という別場所にあります。

6:7F子ども発達相談センター

子どもの発達や療育について、ご相談を受けます。来所が困難な場合は、オンラインや訪問による相談もしているので、ご気軽にご相談ください。 

7:8F子ども家庭支援センター

18歳未満の子どもとその後家庭に関する地域の身近な総合相談窓口です。家庭に関わる相談を、他の専門機関と一緒に考えます。また、東京都の児童相談所などとも連携して、子どもの支援や事業を進めます。

8:屋上

天然芝が敷き詰められた心地よい空間。隣には、渋谷区役所も見えます。

施設が充実していることはもちろんですが、大事なのはご家庭や子どもたちに寄り添うことと、連携して支援をしていくこと。そのために必要なシステム基盤の整備や体制づくりなど、まだまだ課題は多いですので、一歩一歩進めていきたいと思います。

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