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なければ、とりあえず自分たちでやっちゃう!?

先日、不登校や不登校傾向にある子どもたちのいる保護者さんが行ってるプロジェクト「みんなのプロジェクト学校」が主催した、夢の運動会に参加してきました。


代表のまりさんとの出会いは、お子さんの不登校に関する相談を受けたところからスタート。たまたまですが、理事をやっていたWe are buddiesを利用されてたこと、都議の龍円さんともお友達だったことなどあって、ご縁がつながりました。

お話聞くと、なかなか行政の事業でサポートがしきれていない現状もあったり、制度の壁があったりで(特別支援教室には通いつつ、けやき教室に行きたいというニーズが、今は東京都の制度の問題があって併用できない)。
 

子どもが集えて、自分のペースで勉強したり、集まってきたお友達と遊べたり。そんな場がほしい!ということだったので、もうそれならばとりあえず自分たちで作ってみません?と提案させてもらい、場所や人をお繋ぎにしたりして。

そしたら、あれよあれよという間に、みんなのプロジェクト学校が立ち上がって、子どもたちは街のいろんな場所で自分たちで作った出店で稼いで乳児院に寄付していたり、ボードゲーム大会を兼ねた居場所作りをしていたり、そして今回はなんとみんなで運動会を企画する!というじゃないですか。

当日は、恐竜の着ぐるみ着てレースとか面白すぎるし、たくさんのサポーターが来てて、ほんと子どもも大人も笑顔で。最高の時間でした✨


そして、こうやって繋がったご縁や活動を通して、私もたくさんのことを学ばせてもらって。これをきっかけにできた親の会などからもご意見もらって、区政や都政に提案したことが令和6年度から進んでいきます。

私は陳情を受ける時はいつも、まずは自分たちで出来ることって何か無いかな?って探します。

この仕事して、行政の職員の人たちも毎日必死で街の課題に向き合って、解決しようと汗をかいて働いていることを横で見させてもらっていて。いろんな問題や課題が出てくるけど、みんな真摯に向き合ってて、今コレなんだから、簡単に解決しないんだということも分かりました。努力してカイゼンするけど、時間もかかる。

でも、相談した人は待てない!限界って思ったから私のところに来たわけで。じゃあまずは、環境変えていくために自分たちで出来ることやりません?って提案してみてます。
そこから1歩でも2歩でも前進したら、少しは環境が良くなったってことだし、その1歩や2歩が行政に与えるインパクトも大きい。そして何より、街にその課題の当事者が生まれることで、いろんなステークホルダーによる協働が生まれてくる。

そんな気持ちでいつもやっています。
この、まりさんのご相談から始まった、子どもたちに多様な学びの場をつくる「みんなのプロジェクト学校」の動き。

ここから、渋谷の不登校支援の事業も大きく変わっていっています。

みんなのプロジェクト学校の活動が、記事にされてるので、よかったらご覧ください〜私もちょこっと出てます🥰

みんなのプロジェクト学校HP(略してみんプロ)


みんプロ取材記事

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