見出し画像

切迫早産~37週目~出口が見えてきた。

切迫早産での入院をスタートしてから2週間が経過。

長い1日を、1日ずつ乗り越えて
予定帝王切開の日程まで残り1週間という頃でした。

入院したての頃は一日一日が長くて早く出産して退院したい!と毎日考えていましたが、残り1週間で出産となると少し心に余裕が出てきました。

あと1週間もしたら育児で毎日忙しくなるし、好きなテレビを自由に見たり、読書をしたりと楽しもうと思えるように少しずつ心境ので変化が出てくるように。

そしてその時期は丁度、全国高校野球の時期でした。
昔から高校野球が好きだったのですが、これまで仕事や長男の育児でじっくり見れなかったので、この際ゆっくり楽しもう!と思い観て楽しんでいました。

すると看護師さんには高校野球ファンの方が多くて、
点滴交換の時に高校野球の話で盛り上がったり、決勝戦のときには
「ここでなら見られると思ったんだよね~」とコッソリ試合を見に来た看護師さんもいましたw
辛いことが多い入院生活だったけど、よくして頂いた看護師さんとの少し楽しい思い出です。

そしてこの頃からようやく、病院から出される食事のおいしさに気が付くように。
これまで素敵なごはんを出していただいてもあまり味を感じることができなかったけれど、ここにきて綺麗な盛り付けと、味のおいしさに気が付いて、こんなに美味しかったのに気が付くことができなかったなんてもったいなかった!と愕然。入院中のごはんは今思い出しても病院食とは思えない華やかでまるでおしゃれなカフェやレストランで食べるような美味しい食事でした。

気持ち次第で、目の前にあるもののありがたさを感じることができたり、見逃したりするのだなということをこの時に痛感。改めていつも穏やかな気持ちで過ごしたいと感じられました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?