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GとAには会いたくない。

ここ2カ月ほど、職場に何度かGが出没したそうです。

私が帰った後だったり、フロアが違ったりで
今のところ私は出会わずに済んでいます。

噂によると、
天井から落ちてきたGが○○さんの肩に乗ったとか
引き出しを開けたらいた、とか。

恐怖、恐怖、恐怖

絶対見たくない、出会いたくない。

それで我が社は
何カ所かにGホイホイを置いたのです。

そしたら先日。
お茶を淹れようと給湯室にいた私は
視界の端っこにぼんやり映ったGホイホイに、
ぼんやりと黒い影を見たのです。

恐怖、恐怖、恐怖!

もちろん二度見・ガン見など出来る訳はなく、
すぐに近くにいた社員を呼びました。

案の定、ホイホイされていたようです…
デカいだとか、触角が出てるだとか、まだ動いているとか

いやもう知らない!
気持ち悪い、誰か早く処理してください!
…という感じで、数人で少しパニックになっていたのです。


そしたら、その様子を見ていた、
普段サボってばかりで携帯みたりネットみたり
「あの人って一体何の仕事してるんだろうね」
とみんなから疑問に思われている社員Aが
「騒ぐなよ~。仕事しろよ~」
と、呆れ顔で言ってきたのです。

もう一度言います。
普段、3歩歩けばコピー機に行ける席に座りながら
「これコピーして~」と他人に頼む社員Aが、
コンビニなのか買い物なのか知らないけれど
業務中によく所在不明になる社員Aが、
「ずっと座ってると足しびれるから椅子の上でストレッチしよ~。
みんな足しびれない?」とか言ってくる社員Aが、

「時間の無駄だよ~。はい、仕事仕事!」
と、呆れ顔で言ってきたのです。

憤怒


そして更にムカついたのが

「Gなんてさ、どこにでも出るんだからさぁ。
そんな怖がってて、家に出たらどうするのよ?
絶対家にもいるよ?絶対、絶対いるよ?」

って言ってきたんです。


いや、

わかってます。

Gはどこにでも出るだろう。
いつか遭遇してしまう可能性は避けられなかったでしょうよ。

けれど、
物が多くて捨てられない片づけられない社員A、
ビニル袋とか書けないボールペンとか整理できなくて
「何かに使えるからとっておこう」の社員A、
とにかく物に、物に溢れている社員A、
お前に言われたくないんだよ!

どれだけ綺麗にしていても、Gは出ることはあるさ。
別に私はすごくキレイ好きという訳でもないさ。

けれど、お前が言うな!
少なくともお前の家よりは私の家で
Gが発生する可能性は低いだろうよ!
Gが苦手じゃないお前が
無神経に「Gくらいでさ~」とか言うな!
私はGがだいぶ苦手だから
Gが出ない環境にできるだけ居たいんだよ!悪いか!


とりあえず、お前の持ち物 7割り捨てろ!
そして仕事しろ!!

と、Gによって
普段から溜まっていた社員Aに憤怒した日でした。

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