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9月23日(2018年)がんばれ峻希

2008年の高円宮杯で優勝した浦和レッズユース黄金世代のメンバーの中で、私の推しは高橋峻希でした。
2009年シーズンに山田直輝などと共にトップチームへ昇格しましたが、負傷に悩まされることが多くあまり出場機会を得ることができませんでした。それでも、怪我が癒えている時には出場して、私の好きな腰の低いドリブルを見せてくれました。
2012年途中から期限付き移籍でジェフ千葉へ行き、2014年からはヴィッセル神戸に完全移籍し、右サイドバックのレギュラーポジションを確保しました。その活躍はちょっと寂しいけれど、うれしいものでした。

そして、イニエスタがいないけれどイニエスタフィーバーに沸いたこの日の試合、峻希に二つの悲劇が起きました。一つはこの試合レッズの53分の得点は峻希がペナルティエリア内で味方に出したパスを武藤がさらってゴールしたもの。もう一つは、試合前に峻希がイニエスタはこの試合に出ない事を知人に話し、それが問題となってしまったこと。
峻希はこの日眠れなかったのではないかと思います。

峻希はその年限りで神戸を離れ、翌年からは柏へ、今年からは長崎に活躍の場を移しました。
峻希がこの日の事を乗りこえて、今もあのドリブルを続けているという事が、何より尊い事だと思います。

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