池袋西武の買収問題によって、労使関係の対立が起こっていることが話題におり、このまま問題の解決が図られなければ、ストライキを決行するといった報道が出ていました。

私は創業した最初の年から労働組合やいわゆるユニオンの問題を相談されることが多かったため、団体交渉やそれにまつわる労働争議の対応を経験したことがあります。ここまで大きな会社のストライキ予告を経験した事は無いので何とも言えませんが、会社で作られている労働組合であっても、最近は加入率が低いことがあったり、またストライキが行われても全員が賛同するとは限らないため、実際にストライキを行われて問題になった経験はほとんどありません。逆に最近はストライキに慣れていなかったりする人が多いため、違法なストライキ行為を行う組合などもありました。今回の西武の労働組合がどれだけの規模のものなのかは分かりませんが、おそらく昭和の時代のように大々的なストライキにはならないようと思います。おそらく1階の入り口前などでビラの配布や横断幕等を掲げスト結構中などマスコミ向けの行動が目立つような結果にしかならないのではないでしょうか?

またデパートなどでは、現在は専門店的なテナントの店舗が入っていることが多いため、社員がストライキを行ったとしても、どれだけ影響があるかは少し疑問ではあります。ちなみにどれだけストライキを続けるのかは分かりませんが、通常デパートなどでは月が変わる。特に8月から9月など季節が変わる的な場合には、店内の内装が変わることが多いため、Yahoo!などのコメントを見ると、迷惑などと書いてある事業者等が見受けられます。


個人的には、今回の労働組合のストライキ予告は1つのパフォーマンスではないかと思っているため、実際に行われるないのではないかとも思っています。いわゆるストライキ結構直前になって、一定の条件が認められたことによるなどと言って中止をするといったことになるのではないかと思っています。また、西武に対して行っていますか、実際には買収の外資の会社などによるところが今後の雇用などによって問題になるため、実際に西武に対してストライキまでして要求をしても、労働組合にとってあまり意味のある行為では無いのではないかと言う疑問も持っています。

ただし今回の買収に関しては、豊島区の区長からも苦言が出ていることなどを考えると、1つの大きな節目になるのかもしれません。これからの数日間の動きに注目してみたいと思っています。

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