社会保険労務士試験日

本日は社労士試験日でした。私は平成17年度の合格になるので、受験したのは18年前になります。その当時は障害者雇用枠で働いていたので、色々と悩みも多く、ただ淡々と日常を過ごしている時でした。

今の日常を考えると社労士を目指した事は、私の人生を大きく変えた出来事だったと思います。
実際には社労士に合格した当時は社労士の資格は社内でいかすものだと思っていたため、何度も人事部への異動を希望しましたが、結局5年間移動が認められる事はなく、その間に合格者が参加できる勉強会などに出たこと、同じ時期に合格した人たちと仲良くなり、毎月勉強会などを開催したことなどにより徐々に開業を意識することになりました。

社会保険労務士と言う資格は、単なる飾りまたはイメージ的なものであり、本質は資格を取るために得た知識、また合格後に勉強して得た知識などを使って仕事していくことであり、基本的には給与計算や手続き業務などを間違えることなく進めると言う再現性を持つ仕事であると思っていました。
どんな資格もそうですが、合格しただけでは自分の満足の範囲内にしかなりません。仕事として活かしていくためには、どういったことをしていくのか、例えば、企業の中で活かしていくためには、手続きや給料計算などミスのない仕事を心がけると言う考えが必要ですし、独立であればどんなに知識が優秀でも食べていく事はできないので、どうやって仕事をとっていくのかと言う考えが必要になります。特に今後のAIの発展によって、これまで社労士がメインとして仕事をしていた給与や手続きの業務はどんどん少なく安くなっていくことが予測されています。そのため、どういった提案をして仕事につなげていくのかと言うことを考える時代になってくると思います。それが最近流行のコンサルティングの業務であるのか、高度な労務相談の対応であるのか、先の事はまだ分かりませんが、社労士に求められるへことも大きく変わっていく事は確かだと思います。そうすると社労士資格を取ると言う意味合いも、今後は変わっていくのかもしれませんね。

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