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金沢城公園

こんにちは、専修大学ネットワーク情報学部3年のゆうです。

今回は金沢城公園内について独断と偏見で記載していきたいと思います。

金沢城公園について

まずは金沢城公園についての簡単な概要から。

平成8年に金沢大学跡地を取得後、基盤整備や休憩施設など公園としての受け皿を整備し、平成13年に都市公園として開園しました。菱櫓や河北門、いもり掘など城郭施設の復元を進め、平成27年には、橋爪門の復元や玉泉院丸庭園の整備を行っています。
引用 : http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kanazawa_castle/outline.html

ちなみに公園の目玉でもある金沢城は一時期尾山城という名称にされていましたが、その後羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の後押しを受けて入城した前田利家が改修した頃に金沢城という名に戻されたんだとか。

見どころ1 : 【風景】

公園内では様々な景色を眺めることができます。

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金沢城を中心に彩られる公園敷地内の景色はとても風情があるとともに、日が落ちるとライトアップが施されるため、日中と夜間では違った姿を見れるというのもまた醍醐味の1つなのではないでしょうか。

見どころ2 : 【歴史的な遺物】

公園内では所々に身をもって歴史を感じられる場所があります。

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公園敷地内のとある一角。
地面には砂利が敷き詰められており、一歩一歩歩くときの心地よさを引き立てていたように思います。
また橋の下を歩くときも何とも言えない高揚感がありました。

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公園内にある石垣によく目を凝らして見てみると刻印の模様が彫られた石があることがわかります。
金沢城の石垣には200種類以上の刻印が彫られており一説よると医師の採掘場で使われたり、加工する職人に仕事を割り振るための目印だったそうですが詳しいことは現在でも解明されていません。
実際に訪れた際にはたくさんの刻印からお気に入りの模様を探してみるのも面白いのかもしれません。

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こちらは国の重要文化財にも指定されている鶴丸倉庫の内部。
その昔武器庫として利用されており、城郭内の土蔵としては国内最大級なのだそうです。
また自身が訪れた際には参勤交代の様子を描いた巻物が展示されていました。

見どころ3 : 【玉泉院丸庭園】

玉泉院丸庭園について簡単な概要は以下を参照ください。

玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。
引用 : http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/gyokusen-in/

この庭園は兼六園と比べると藩主の内庭としての色が強いのだそう。

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地元の観光ガイドさん曰く以前のこの場所は土に埋まっており、なんともともとはその上には県の体育館が建っていたのだそうです。
しかし体育館が取り壊された後におこなわれた発掘調査によりこの場所にかつて庭園があったことが判明したことで2013年には整備工事が着手され2年後の2015年に庭園の姿が再現されるようになったとのことです。

​ちなみに観光ガイドさんは金沢城・兼六園を案内する「城と庭のボランティア」のほかにも金沢市内を案内してくれるボランティアガイド「まいどさん」がいるそうなので、金沢に訪れる際には是非ご利用することをお勧めします。

まとめ

以上で本記事の記載を終わらせていただきます。
公園内には歴史を感じられる場所がいくつもあり、全部を見ることはかなわなかったためまたの機会に訪れたいと思います。
あなたも是非金沢城公園に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

開園日
年中無休
開園時間
3月1日~10月15日
7:00~18:00 (退園時間)
10月16日~2月末日
8:00~17:00 (退園時間)
園内施設営業時間
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門
9:00~16:30 (最終入館16:00)
河北門・鼠多門 (無料)
9:00~16:30 (最終入館16:00)
玉泉庵
9:00~16:30 (最終入館16:00)
※ 12月29日~1月3日はお休みです。
入園料
入園料無料
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門について(入館料)
個人
・大人(18歳以上) 320円
・小人(6歳~18歳未満) 100円
団体(有料対象者30名以上)
・大人(18歳以上) 250円
・小人(6歳~18歳未満) 80円
公式サイト



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