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ワークショップを開催

さて、不定期連載の2回目はワークショップをやろうと決意した経緯を回顧。そもそもなぜ急にこのタイトルなのか。ワークショップを開こうと思った経緯こそが私たちの課題の本質だからと思うからなのだ。

ではではお付き合いくださいませ。

なぜワークショップ?

ワークショップを開催する目的は、「買物公園に親しみを持ってもらう」のと「コミュニティを創る」の2つ。この目的に至る背景をいろいろ考えた。突き詰めると、あさひかわ未来会議メンバーの考えのベクトルが違うことが原因なのではないかと。

「そもそも買物公園に来る理由は個人によって違う。」
だから個人の考えをアイディアソン的な方法で決定していくよりも全体の共通認識と視座を持ち、意思決定した方が良い」

そう考えた。考えてみるとしっくりくる。高校生、大学生、社会人という肩書きで輪切りしても違う理由。個人と個人でも違う理由。グループとグループでも違う理由。どの視座で考えても、それぞれの分類にそれぞれの濃淡があり、アイディアがまとまらないのだ。

じゃあ共有認識と視座を持とうじゃないか

出発点に辿り着いた。そもそもこれが正しい出発点なのか不明だ。しかし感じている課題の感覚は正しいと信じて、さらに課題を細かく分析していく。

(1)経験が浅い(知見を蓄える)
2019年の活動を境に過去2年間はCOVID-19により全日程中止。本当だったら今日までに過去3回の今年はまちなか賑わいSTREETの集大成となるはずだった。よって2019年まちストの反省とフィードバックから課題を見つけ、解決すること。そして本当に必要な「賑わい」について考える必要があった。

(2)買物公園のことを知らない(親しみを持つ)
旭川市内の高校生は3千人弱。
総 監 督 : 「買物公園で遊ぶとしたらどこ?」
高 校 生 : 「・・・・・・・・・・・・・」
こんな感じです。私も学生時代は買物公園は通り道くらいにしか思っていなかったなあ。

大体駅前のイオン→
買物公園はスポットで遊ぶ場所があるくらい→
目的地以外にはあまり興味がない→
目的地がなければその場所へ足を運ぶ機会が減る→
親しみを持てない→
理想の活動を想像しにくくなる(今ここ)

(3)自分達の立場や役割を認識できていない(役割が人を創る)
「私たちは何をする人たちだと思いますか?」という問いを投げてみると、沈黙だった。その通りだ。なぜならチームビルディング出来ていない。適切な組織を運営するために必要なヴィジョン共有が出来ていないのが課題だった。それゆえ、自分達が「何者なのか」を把握できていないことが、動き出せない要因の一つだと感じた。

(4)仲間のことを知らない(受動的から能動的へ)
これまでの活動を振り返ってみる。中止になった過去2年間何もしなかったわけではないのだ。各回中止の恐怖にガクブルしながら、休日などは開催のための準備をしてきた。しかし参加者はまばら。ミーティングを開いても参加者はまばら。そもそも知らないコミュニティに飛び込むのは勇気のいることだ。自分が受け入れられるのかという不安がある。だからこそ最初が一番大切。仲間と交流する時間が、参加者のスイッチをonにするのではないかと考えた。

この4つが主な理由だと結論づけた。きっと他にもある。僕一人では見つけきれない潜在的な課題もあるだろう。
しかし「鉄は熱いうちに打て」ということで早速ワークショップを組み立てるのであった。

合言葉は「7条緑道を賑わす」

さていろいろ考えていく中で、「7条緑道」に話を戻した。
「7条緑道」は静かな通り。それが良いところなのだ。この良さを崩すようなことしてはならないと感じている。そう感じる理由は次回のnoteにて…

2回目の終わりに

ここまで振り返ってみると、僕自身もいろいろな発見があるのだった。イベントを開催するにあたり、コンテンツの位置付けを考えてみた。コンテンツの上に組織があるのか。強烈でユニークでユーモアのあるコンテンツを立てることができれば、私たちの目的は達成されるのか。

違うと思う。良い組織やコミュニティが良いコンテンツを創るのだ。

だから僕たちは良いコミュニティを育てます。

さてずっとToDoに根を張っていた「2回目のnote」が消える時が来ました。それと同時に「3回目のnote」がやってきました。

Welcome to my ToDo(白目)

また会いましょう!

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