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おちゃのまとオークテラス

おちゃのまは盛岡市仙北町、オークテラスは八幡平市松尾にそれぞれあるスペースです。


おちゃのまは屋根のついた公園をコンセプトに、パブリックスペースを中心にカフェや診療所、薬局、事務所が併設されています。関係者はもちろん、地域の方どなたでも入れます。

オークテラスは、オークフィールド八幡平(シニア向け賃貸住宅)に併設されるレストラン棟で、食事のみならず趣味や交流の場としても自由に活用いただける場です。入居者のみならず地域の方どなたでも入れます。


いずれの場も、本がたくさんあり、食事も食べれて、くつろげます。スペースは十分ですので、趣味の場としても、wifiもあるのでちょっとした仕事場としてもご利用できます。ただし、レンタルスペースなどではないので、事前予約は基本必要なく、誰もが自由に集えて、自由に振る舞える、いわば地域のサードプレイスのような場です。


どうぞご遠慮なくお立ち寄りください。



さて、こういう場を町医者個人が運用するに至ったおもいをいくつか。

そもそも、地域のつながりが希薄化しつつある昨今、日々の暮らしが明らかにモノクローム化してきたと思うのです。

家庭と職場、日々この二箇所を行ったり来たりが中心となって、自分を完全に開放(解放)できる場がすくなっていることも要因かなと。むろん、この二箇所が悪いのではありません。暮らしの基本ですからもっとも大切な場です。

ただ、豊かで鮮やかな日常を願ったとき、家庭人でも職業人でもない自分の存在が欠かせず、その自分と周囲や社会とのつながりが必要だと思うんです。例えば、自分の背景などはさほど気にされることなく、フラットに語り合える場だったり。ふらっと立ち寄った居酒屋でたまたま隣に居合わせたお客さんと、やたらに意気投合したりという経験された方も少なくないと思うんですよね。そういう感じです。うーん、うまく言語化できませんが。


レイ・オルデンバーグ著「サードプレイス」という本では、「とびきり居心地よい場所」と表現していますが、まさにそういう場が、豊かな暮らしには欠かせないと思うのです。でも、そういうところって、徒歩圏内はもちろんのこと、車で行くところでもそうそうないなと。


ぼくは、そういう場を創りたい、そう思ってこの二拠点を地域に開放することにしました。もし、この二拠点が「とびきり居心地よい場所」になれば、地域の方の孤独や孤立が吹き飛ぶのはもちろん、日常がモノクロームからカラフルになるとおものです。


ではでは、そもそもなぜそういう場を創りたいとぼくが思ったのか??

それはまた別の機会に。

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