見出し画像

「積ん読」を「既読」にする方法(実践編)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、この週末は外出自粛をしていました。こんな時こそポジティブに考えて、将棋の定跡の勉強をしようと思いました。

 相居飛車の将棋の序盤を整理したかったので、以下の2冊を買いました。

以前、私の棋書の読み方をブログに書きました。このブログでは、今回買った棋書を使って、私の「『積ん読』を『既読』にする方法」を具体的に紹介したいと思います。

私の棋書の読み方は以下の通りです。
1.「これにて、こちら良し」という局面だけ印をつける。
 さいたろう先生の本は量も変化手順も多いため、「これにて、こちら良し」という局面に印をつけるだけでも大変そうでした。そこで、目次の中から気に入ったテーマを1つ選び、その中の最終局面に印をつけました。ちなみに私が選んだテーマは、「テーマ6-2」です。
 イトシン先生の本は、自分から雁木をする場合と相手に雁木をされた場合それぞれについて書かれていました。雁木を指された時の対応策が分からなかった私には大変ありがたかったです。その変化の最終局面に印をつけました。

2.1.の中で自分の好きな手順だけ覚える。
 さいたろう先生の本で私が選んだ最終局面は180ページの第40図です(ここまでの手数は62手!)。
 イトシン先生の本で私が選んだ最終局面は67ページの第12図です(ここまでの手数は59手!)
 どちらも60手くらいと長く覚えるのはとても大変です。しかも丸暗記ではいけません。「この手はなぜ指されたか」ということを自分なりに理解しながら覚えていこうと思っています(数学と一緒で公式を丸暗記しても使いこなせませんからね)。

3.覚えた手順を実戦で使ってみる。
4.知らない手を指されたら、棋書に載っていないか読みなおす。
5.載っていたらその手順を覚える。

以下、3から5を繰り返す。
→ 手順を覚えたら実戦で使い、対局後にこれらの棋書を辞書のように使っていこうと思っています。

というわけで、こんな時こそ「積ん読」を「既読」にしてみてはいかがでしょうか?

追伸:さいたろう先生ファンのみなさんへ
ぜひ、169ページは読んで、さいたろう先生を励ましてくださいっ!

#将棋 #斎藤慎太郎 #伊藤真吾 #積ん読 #棋書


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?