「高槻将棋まつりin大阪」に行ってきた
初めての大阪観光
東京が社団戦、大阪がJT杯で盛り上がっていた10月の週末、「高槻将棋まつりin大阪」に行きました。
大阪には仕事以外で行ったことはありませんでした。「関西将棋会館が引っ越す前に行きたい」と思っていたところ、このイベントを発見。観光目的はもちろん、「将棋めし」と「聖地巡礼」です!
1日目 将棋めし
「お昼をイレブンで食べる」ことを目標に、早朝に家を出ました。オープン直後にお店に入り、注文したのはもちろん「バターライス」と「珍豚美人(ちんとんしゃん)」です!
将棋会館移転後のイレブンを心配していたのですが、移転先が決まったようでホッとしました。
夜は事前に予約した「内山田」に行きました。Googleマップが「到着しました」と言った場所には別の名前のお店が…。必死に探したところ地下の駐車場の先にお店を発見!無事たどり着くことができました。
藤井くんが注文したハンバーグや日本酒など、おいしい料理を楽しみました。
2日目 聖地巡礼
翌日は将棋にまつわる場所を回りました。最初は、電王戦で忘れられない対局が行われた「あべのハルカス」に行きました。
当時を知らない方はこちらをご覧ください。
その後、新世界にある、NHK朝の連続ドラマ小説「ふたりっ子」でおなじみの「三桂クラブ」に行きました。次の予定があったため、長考派の私には指す時間がありませんでした(残念)。
お昼は、坂田三吉ゆかりの地「王将倶楽部」で食べました。
いよいよ「高槻将棋まつりin大阪」へ
イベント開始10分くらい前に到着したところ、すでに多くのお客さんが集まっていました。
最初は、高槻市の濱田市長も加わった3人のトークショーでした。濱田市長から関西将棋会館誘致の意気込みやご苦労をお聞きしました。
その後、斎藤、都成両先生のトークショーになりました。サイコロを振ってトークテーマを決めるという、どこかのテレビ番組で観たことのある進行でした(笑)。
サイコロで「6」の目が出ました。トークテーマは、「会場の参加者からの質問」。ダメもとで手を挙げたところ、斎藤先生に当てて頂きました!
私の質問は、「藤井八冠にVS(1対1の練習将棋)を申し込むことは考えていますか?」。斎藤先生は「四段になったのは藤井さんより私の方が早いので…」、都成先生は、「VSはお互い得られるものが必要なので…」。両先生とも、とても丁寧に答えて頂きました。
通常、VSは格上の人が格下の人に声をかけるものと言われています。そうすると、藤井八冠が誕生した今、藤井先生にVSを申し込める人がいなくなってしまいます。
私は、格上、格下にこだわらず、多くの先生が藤井先生にVSを申し込んで強くなってほしい。そうすれば、王座戦のようなしびれるタイトル戦をたくさん観ることができると思っています。両先生には失礼になるかもしれないと思いつつも質問をさせて頂きました。
最後は、「プロ棋士の記憶力に挑戦!」と題し、お客さん3人チームが斎藤先生、都成先生それぞれと対戦するトランプ記憶ゲームでした。お客さん3人とプロ棋士の先生1人が、15枚のトランプの配置を数秒で覚えるというゲームです。お客さんは1人5枚覚えれば良いのに対し、プロ棋士の先生は一人で15枚覚えなくてはいけません。
斎藤先生は10枚、12枚という結果でしたが、都成先生は2枚!「記憶が得意なのは居飛車党。私は振り飛車なので記憶は苦手。」という「迷言」に思わず笑ってしまいました。
今度は高槻観光へ
大阪に着いた日、関西将棋会館道場で将棋を指しました。2局指して手合いカードを提出したところ、「棋力認定には対局数が足りないので手合いカードをお預かりします。」と言われました。
「高槻に引っ越した後でも、この手合いカードで対局できるんですか?」と思わず聞いてしまったのですが、使えるとのことでした!
新しい関西将棋会館の連盟道場で棋力認定してもらうために、観光も兼ねて高槻に行くことを、今から楽しみにしています。
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