ヨソ者は本当に地域の魅力に敏感なのか?
ヨソ者だからこそ気づくことができる地域の魅力がある。ヨソ者を通じた地域の魅力の再発見が、地域の誇りの回復につながる。
地域おこしの文脈では、そういう話をよく耳にするのではないだろうか。確かにそうだよねと、自分自身も納得していたのだけれど、ふとした瞬間に気付いたことがある。
でも、ヨソ者のみんながみんな地域の魅力に気付けるわけでもないんじゃないか?
どこかでヨソ者万能論的な考えに陥っていたのではないだろうか。ヨソ者だって、ひとそれぞれだ。地域の魅力に対するアンテナや感度の高さだってバラバラだろう。
だからこそ、ヨソ者であること自体に絶対的なアドバンテージがあるかのような錯覚は捨てること。ヨソ者であることの強みを生かせるようにアンテナを磨く努力を重ねることが必要なのではないかと思った。
「ヨソ者力」を磨いてこそのヨソ者なのだ。
偉そうに言ってみるものの、もちろん自戒込みだ。自分自身のアンテナを磨く姿勢を大事にしたい。
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