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身近な社会課題ほど、ジブンゴト化はムズカシイ?

あまりにも身近・日常すぎるテーマは、相対化することが難しい。だから、身近なテーマは、社会課題として認識することが難しい。」今日のセミナーで伺ったこのフレーズが衝撃だった。こうやって文字にして見直してみると、いたってフツーに見える。でも、これがなかなか目からウロコだった。

「社会課題をジブンゴトとして捉えるためには、ジブンゴトとして身の回りにあることの中から社会課題を見るけること」これが近道だと思っていた。けれども、身近過ぎるが故に身の回りにあることの中に社会課題を見つけること自体がそもそも難しいのか。。。

じゃあどうするのかというと、まずは「遠くの課題を知ること(越境体験)」が大事とのこと。越境して、社会課題を客観視したうえで、改めて身近な課題を見直してみるのだという。

身近なところだけを探しても、遠くだけを見つめてもどちらも片手落ちだったりする。自分の視点を思いっきり遠くに飛ばして、そして、身近なところに視点を戻す。力強くブーメランを放つようなイメージだろうか。

社会課題の話をするときに、国際協力の話、世界の課題って、正直ちょっと遠すぎるのかなとも思っていた。けれども、視点を思いっ切り遠くに飛ばすという意味ではアリのようだ。むしろ、その後に、身近なテーマとどう繋げるかが勝負どころだ。

社会課題のジブンゴト化。深くて難しいテーマだけれども、いろいろと試行錯誤のし甲斐がありそうで、ワクワクしている自分がここにいる。

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