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夫婦批評

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ずっと穏やかに暮らしていくために、毎月お互いのことを批評することにしました。かなり厳しい眼差しでお互いを見つめる中で、これは流石に目に余るぞ・・と感じた相手の良いところを解像度高…
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記事一覧

12月の長井短「反応光速妻、長井短の勇敢なる初動」

咄嗟の行動に現れる人間性。私はそれを信じ、恐れている。私は気を抜くと、がっかりなことをす…

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12月の亀島一徳「静かな癒しの使い手、カウンセラー亀島一徳」

どうにも落ち込んでしまう時期っていうのがあって、私のそれが今月だった。理由は分からなくて…

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【発見】10月の長井短「山を1時間で切り開く。令和の秀吉、長井短の手際」

「Amazonの倉庫かよ」  引きとられることなく言葉が部屋に漂っている。確かに、例えとしても…

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【批評】10月の亀島一徳「若き写真家亀島一徳、鉄男から光を学ぶ」

10月26日、筆者の初めての著書「内緒にしといて」が発売された。この本が沢山の方の力で完成し…

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【記録】9月の長井短「流浪の夫婦、長井短と都内某区賃貸物件ラプソディー」

「ここなら住めるかもしれない……」 本日3軒目となる内見。駅から徒歩10分、築年数浅めの物…

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【エッセイ】9月の亀島一徳「〜この一球は、絶対無二の一球なり〜ビーダマン亀島」

9月上旬。引っ越しがひと段落して…と言いたいところだが、全くひと段落しなかった。新居が、…

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【実録】7月の長井短「汁極道長井短。汁を求め、汁を追い込む女の軌跡」

我が家の冷蔵庫を開くと、真っ先に目に飛び込こんでくるプラスチック製の丼ぶり。冷蔵庫内のメインステージである中段ど真ん中に鎮座まします偽物の丼ぶりを見る度に、心に澱が溜まっていく。 あぁ……捨てたい。 この偽丼ぶりは、数日前長井がUberで注文した台湾まぜそばの容器である。こいつが最近ウチの冷蔵庫内でデカい顔しているのが気に食わない。ひどく不愉快だ。あぁ!?なんぼのもんじゃい!?という気持ちになる。で中をのぞく。 またか……。 それはそれは味の濃そうな茶濁した汁が底の方

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【エッセイ】7月の亀島一徳「IKEAの魔法は俺が解く」非合理主義者としての亀島一徳

7月…うだるような暑さの中で、筆者と亀島は引越し地獄に落ちていた。何故、こんな時期に引っ…

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【予言】6月の長井短「予言者長井短はiPhoneの夢をみるか?」

長井は眠っている。細長い身体で/を描き、セミダブルベッドが〼になっている。見事な寝っぷり…

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【批評】6月の亀島一徳「鉄人形に血が通う時」

6月のある日。筆者と夫である亀島一徳は、自宅での過ごし方のバリエーションに行き詰まってい…

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【批評】5月の亀島一徳「時間に支配されない生き方。自分に献身亀島一徳」

自粛生活真っ只中の5月。太陽燦燦な外の世界と裏腹に、部屋の中はどんよりとしていた。連日起…

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【批評】5月の長井短「喧嘩最強、インファイター長井短の成長」

うちの長井は喧嘩が強い。長井には圧倒的なスタミナと強靭な体幹がある。相手の意見や怒りの大…

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【批評】4月の亀島一徳「人間を変える、亀島コーヒの威力」

緊急事態宣言が発令された4月。この1ヶ月はお互い家でリモートワークをしつつ基本的にダラダラ…

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【考察】4月の長井短「短ちゃん、べつに機嫌良くなんてしないでインダハウス」

4月某日、家にこもり、昼も夜もなくなって、食べたい時に食べ、寝たい時に寝る、獣みたいな生活が板についてきた頃の話。どんなタイミングで寝ようと、1度にとれる睡眠時間が年々減少している私の方が先に目覚める。ベッドを抜け出し、漢方を飲み、シリアルを食べ、タバコを吸い、コーヒーを淹れて、ゆったりとした時間を過ごしていると、長井が目覚めた。 「おはよう」のタイミングが難しい。1日のはじまり、今日もずっと2人きりで家の中だ。気持ちよくコミュニケーションのスタートを切りたい。起き抜けの長

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