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仕事で大事なのはやっぱり「何を諦めるか?」だった


仕事とキャリアを伸ばしていく上で大切なこと

マネージャーの仕事をして1年、今年の目標は「選択と集中」というきれいなことを目標に掲げた。
が、表向きはキレイだが中身の本質は

いかに不要と思える仕事をやらないか

これだと思った。

私もメンバーも疲弊させてしまった1年目

たいてい偉くなったマネージャーも、(私も)昇給した直後はやる気に満ちている。そして、「あれもこれもちゃんとやろう」になりがちであった。

・どれに優先度をつけていいかの肌感が分からない
・ちゃんとやらないと大変なことになる
・人は増えないから、チーム力でなんとか乗り切ろう

元々、動きが悪かったチームを担当して1年。チームビルディングと持ち前の行動力で、メンバーを動かすようにはできた反面。メンバーの残業時間は全員40Hを超える月も出してしまった。

全部の仕事はこなせない

仕事はものすごい勢いでふってくる。当然、仕事をすればするほど増えてくるし、「仕事をこなすところには、仕事が増えてくる」

ちょっと1年間の仕事を見つめ直して困っているときに言われたのが
「仕事を全力で受けすぎている」
というアドバイスだった。

確かに1年間、いろいろやってきたなかで、「選択と集中」が全然できていなかった。

どれの仕事を諦める?

判断軸の中心は「重要か否か」。

「重要だけど緊急度が低い」仕事に今まで従事できていなかった。これからはもう少し重要じゃない仕事を減らしていこうと思う。
酷い話だけど、次のような仕事はもう力を抜こうと思う。

・ISO関連
・よくわからない上司への報告資料
・よくわからない上司の上司への報告資料
・よくわからない上司の隣の部署への報告資料
・他部門の実績づくりのための資料
まぁ、このあたりは定石で「それは削ってもいいだろう」でまとまる。

次からが補足が必要だけど削ろうと思っている。

・顧客クレーム案件(※)
 品質第一の会社からすれば、「顧客のクレーム」案件なんかは優先度が高い。一方で、「なんかよくわからないけど、クレームが出てるんだきょね?」「顧客の利用状況もよくわからないけど、壊れた」なんていう案件が品質部門を経由して来るケースがたまにある。

(今まで)なんとか調査してみましょか?で動いていたが、これからは
(これから)いったん様子見ですかね。
にしている。最近は会議に呼ばれても、Teamsで参加したりして、基本無言で聞いている。

・メールのリアクション
「仕事のできる人はメールのリアクションが早い」なんていうのはビジネス書にも書かれてる。
私も、他の人と比べるとメールのリアクションはかなり早い。自分にボールが持っているという状況も嫌なので、基本即レスポンスする。

(これから)重要そうじゃない案件はメールの返事はしない。特に 「各位」なんて宛先のやつは反応しないようにしてる。ほんとに必要だったらTo で来るし、電話してくる案件は対応する。

まとめ

仕事を諦めるというのに、いろんな意見がある。
1年やってみて、「全部の仕事はこなせない」というのを痛感した。今年は仕事を諦める1年にしてみたい。


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