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戦力拡充計画(2023秋) 徹底解説

※2023年秋時点の情報です
※前回までのデータを参考に作成しています

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該当マップでダメージ計算・機動計算をしたい方はこちら↓


このイベントでできること

  • 既存のレア刀剣たちを確定で入手可

  • ゲーム中1位2位を争うほどお得に育成できる

  • 運が良ければ道中やボスドロップでもレア刀剣が手に入る

  • 資源マスの初回到達時、刀装や課金アイテムが手に入る

 「戦力拡充」と名乗るだけあり、「レア刀剣の獲得」と「育成」に特化したイベント。お得度で言えばイベントトップクラスである。
 毎回入手困難な4刀剣がピックアップされ、それぞれのマップ80周で1振り確定入手できる。ドロップでも狙えるので乱舞Lv上げにも向く(確率はお察しだが)。
 難易度に対して経験値もかなり高く、しかも経験値2倍対象が多い。全審神者が1周でも多く遊んでおきたいイベントである。

 今回は前半期間に手入時間キャンペーンも実施。最初は上位マップを周ると手伝い札が節約できるだろう。後半は特上刀装キャンペーンが実施される。


今回のラインナップ

報酬刀剣と経験値2倍対象

https://twitter.com/TOUKEN_STAFF/status/1717843665165660617

易:静形薙刀 鍛刀可、過去の拡充などで報酬実績あり
普:小烏丸 鍛刀可(CPでも狙える)、5-1ボス・7-3道中、5-1周回報酬など
難:白山吉光 大阪城のドロップ ※イベント限定
超難:泛塵 8-4ボス、8-4周回報酬

経験値特典対象

 報酬対象はいずれも入手難易度が高いが、近年は「薙刀」「限定長船派」「常設の稀ドロ」が特に多い。
 小烏丸、白山吉光は初登場。小烏丸は鍛刀CP、白山は大阪城でも狙えるためそこまで優先度が高くないが、白山は高速槍対策にもなるので持ってない人は確保した方がいいだろう。

 経験値特典対象は他イベント※で特典になってないもの中心。現行だと粟田口以外全員候補になりえると思っていい。極はもちろん、極未実装のキャラも多く、累積を貯めるチャンスでもある。
 小烏丸は極実装がほぼ確。山姥切長義・祢々切丸も極実装時期が比較的近いと思われるので優先して育成してもいいかも。

※「夜花奪還作戦」は花火ボイス初実装刀剣が対象なので除外

注意点

  • 刀剣破壊あり お守りなしの重傷進軍は非推奨

  • 難・超難は高速槍の山、超難は他にも強敵が登場しやや難易度が高い

  • 報酬刀剣は任務報酬 任務受け取りを忘れずに!!!!!!

  • どこを周るかは自由 周回任務は一部スルーしてもよい

  • 普は夜戦

 本イベントは高速槍が多く、重傷進軍が命取りになりやすい。低Lvまたは疲労状態の初刀剣だと10以上のダメージもありえるため、ダメージ計算の知識がない人は「槍=固定ダメ」という先入観は捨てた方がいい。
 全マップ80周はそこそこ時間がかかるため、目当ての刀剣が決まっている場合はスルーする報酬刀剣があってもよいだろう。ただ、初回報酬だけは勿体ないので回収推奨。

気力管理について

 なるべく疲労を溜めないようにするには以下を気をつける。

  • 大太刀・薙刀は行動順を遅くするか、他の隊員に遠戦ガン積みする

  • 部隊内で最も疲労しやすい刀剣を隊長にする※1

  • 行動順の速い(誉を取りやすい)刀剣は隊列を下にする

  • 遠戦が使えない刀種と使える刀種混合のとき、遠戦は使わない※2

  • 遠戦中心の場合、二番目に疲労する刀剣が苦無で誉を取れるよう遠戦の種類と隊列を調整する※3

  • それでも偏る場合は疲れてる順に適宜隊列を入れ替える

※1ただし習得の力の仕様上、七星剣はほぼ無意味。
※2隊長だけ遠戦しないのはOK
※3遠戦の攻撃順は弓→銃→投石。攻撃順の速い遠戦の方が誉を取りやすい。隊列順は若い方が誉を取りやすい。

 隊員たちの活躍を均等にするのがコツである。そのため大太刀・薙刀はなるべく活躍させないようにし、同じように味方の遠戦で誉が偏る場合は遠戦を自重しよう。隊列は誉の優先順に関わるので疲れやすい刀剣ほど隊列を上にするのが鉄則である。

敵の紹介

高速槍

槍_乙:生存5~10 打撃20 統率150 機動200

 生存は高くないが、高い統率と機動で確実にダメージを蓄積させるイベントの厄介者。拡充の個体は打撃そのものは低いが、大阪城のものより硬い(池田屋の記憶と同タイプ)。
 低生存かつレア5の槍が該当し、普のボス、難の道中、超難の後半で出現。重傷の頻発、手入資源がかさむので対策必須。
 
最大の対策は一定Lv以上の短刀極で先制して倒す、次点で太刀極の先制攻撃※と遠戦で敵の頭数を減らす、槍か二刀開眼で装備を貫通する、大太刀か薙刀で効率的に敵を減らすなど。

※現行の拡充個体は遠戦非所持のため直接は狙えない

苦無_丙

苦無_丙(レア5、弱個体)

 ボーナス敵。全ての能力値が低く、大量の経験値を獲得できる。上位マップほど得られる経験値も多い。一部マスでランダム出現する。
 遠戦や太刀極の先制攻撃で速攻撃破させれば狙った刀剣に経験値や誉を分けることができる。ちなみに江戸城が初出。

その他の敵

 易~難のザコ敵は「秘宝の里 花集めの段」と生存値が一致しており、「維新の記憶」~「戦国の記憶」よりやや能力値が高いと思われる。
 超難は生存値こそ「武家の記憶」と一致しているが、それ以外のステータスはかなり強化されており、倒すのにやや手こずる。短刀甲は特に顕著。
 仮想検非違使と短刀甲については超難で解説。

各マップ解説

演習・易(E-1)

経験値
 
通常:600
 苦無:1000
 ボス:1200

 初刀剣や低Lv極の育成に向いたマップ。流石にランクアップ前だとキツイが、遠戦も高速槍もなく、ある程度レベルがあれば疲労が付いてしまっても周回可能。単純に6振り並べて育成しても良し、薙刀や大太刀に誉を集中させて高速周回するも良し。
 疲労上等で周回する場合、ボスに槍がいるので少しずつダメージが蓄積する点に注意。疲労が嫌なら①薙刀を抜く ②薙刀だけでいく ③疲労隊員の位置を交代する の選択肢になる。

疲労困憊について

  • 重疲労(赤疲労)状態で10回戦闘or演練or遠征すると発生

  • 能力が大幅に下がる上、他隊員を疲労させやすくするなどの悪影響

  • 手入できない、6時間放置するか課金アイテムでないと治癒できない

  • 白山で生存を治癒することは可能

 基本的には避けるべき状態だが、演習・易のようなごく簡単なマップではそれほどデメリットにならないことも。むしろ「気力管理をする必要がない」≒「極限の誉集中育成や時短周回が可能」ということなので薙刀や大太刀中心で周回する場合は許容できる。

演習・普(E-2)

経験値
 
通常:800
 苦無:1300
 ボス:1600

 夜戦マップなので特に短刀の育成に向いたマップ。難易度は花火イベント以上、池田屋の記憶以下といったところ。
 適正のイメージは
短刀極の脇差・打刀>極の長柄刀種≧初の脇差・打刀>初の長柄刀種
 長柄刀種も極になれば周回できないわけではない。極には基礎的な耐久力の上昇、夜戦補正の緩和効果があるため。この程度の夜戦マップなら有利ではないが周回は十分可能。

短刀_乙

 敵の短刀がそこそこ強く、初打刀や低Lvの太刀極などでは刀装を剥がされる場合がある。周回できないほどではないが用心。

槍_乙:Lv53 生存5 打撃20?+1 統率150 機動200+2

 ボスには高速槍が確定出現。生存が通常より低いが、硬さと速さは健在。Lv50台なので槍ダメは最低6。遠戦を積んで倒すことに期待しよう。生存が5しかないのでLv40以上の槍でも確定で倒せる。

演習・難(E-3)

経験値
 
通常:1200
 苦無:2400
 ボス:2800

 ここから高速槍が大量発生。昼版池田屋の記憶といったマップで、ボス以外のほぼ全てのマスで高速槍が出現する可能性がある。前述の対策を講じ、なるべく被害を抑えるようにしよう。 背景が7面だがゲームバランスは通常のイベントと同じ。
 高速槍のLvは2種類あり、投石を使う部隊の方が少し強い(捜索妨害部隊)

槍_乙:Lv50 生存10 打撃20+2 統率150+2 機動200(弓部隊)
槍_乙:Lv55 生存10 打撃20+2 統率150+2 機動200(石部隊)

 槍ダメは6。Lvが高い方だと、先制できる可能性がある刀剣は以下となる(気力・乱舞Lv・装備が理想的な場合)。短刀極でいうとLv50ぐらい欲しい。

先制可能刀剣 2スロ
先制可能刀剣 3スロ
先制可能刀剣 1スロ

 ボスは高速槍こそ出ないが、遠戦がそこそこ痛いので極でもLvが低い場合は油断しないこと。

演習・超難(E-4)

経験値
 
通常:1500
 検非:2000
 苦無:3000
 ボス:4000

 経験値がゲーム中でもトップクラス。ただし高速槍に加え、高速短刀と仮想検非違使が登場する。難易度的には新橋(7-1)クラスであり、周回は極推奨となる。背景は8面だがゲームバランスは普通。
 
敵のステータスがそこそこ高いので推奨Lv程度だと短刀極や脇差極などは苦戦する恐れあり。Lvが足りない場合は太刀・大太刀に頼ることになる。その場合、ダメージが蓄積しやすいので白山によるサポートが無いと周回は少し苦しい。

高速槍

槍_乙:Lv60 生存10 打撃20+6 統率150+8 機動200+5(道中)
槍_乙:Lv65 生存10 打撃20+6 統率150+8 機動200+5(ボス)

 槍ダメは7。難に比べれば出現範囲は狭いが、必ず2~3回遭遇する。刀装が厚くなってきており、推奨Lv程度だと打撃が足りないことも。槍の場合はLv90以上で確定撃破可。
 ボス高速槍に先制可能な刀剣は画像の通り。快適に周回するには短刀極Lv60は欲しいところ。

高速短刀

短刀_甲:Lv75 生存20 打撃35+ 機動300

 見た目は普通の短刀だがとんでもなく速い。先制可能であることが確認された敵の中では最速。カンスト博多極ですら凌駕するため、確定で先制は不可能。あまりに速いので先制に拘りすぎず、順当に遠戦ガン積みで倒すのが無難。逆行vs魚鱗だけでも抜けるようにできたらベスト。
 更に推奨Lv程度の短刀極を重傷に追い込める攻撃力を持つ。もし短刀極のLvが低い場合は太刀極が有効。高速短刀以外は脇差しか遠戦を持ってないため、先制攻撃で高確率で撃破可能である。

 ちなみに2倍勢の耐えやすさランクは以下参照。初カンストの状態で、一番打撃の高いパターンをカスダメにできるかチャレンジ。太刀勢は3スロが多いのもあって非常に硬く、比較的連れていきやすい。

条件:初カンスト、陣形有利、金盾or金重歩積み、統率+3馬、乱舞1
◎:太刀勢 黄疲労まで耐久可
○:同田貫、祢々切丸 気力普通まで可 ※同田貫は乱舞6&祝五号で◎相当
△:長義、静形 好調まで可 ※長義は乱舞7or祝五号で○相当
✕:謙信 不可 ※祝五号&絶好調で可

仮想検非違使
 強さと出現位置が固定された特殊な検非違使。
1周で1~2回遭遇する。厳密には検非違使ではないため検非違使討伐の任務消化はできない。経験値は多い。
 見た目は弱めの検非違使だがLvはなかなか高く、通常の最大検非違使よりも速い。刀装が薄い以外は通常の検非違使より普通に強いのである。初・低Lv極・疲労刀剣は刀装を破壊される危険もあるので迂闊に弱い刀剣を連れてはいけない。

長柄槍_放免(レア5):Lv65 生存158 打撃60+3 統率120+5 機動80
槍_放免(レア5):Lv65 生存105 打撃??+6 統率55+8 機動80+ 5
槍_放免(レア5):Lv65 生存105 打撃??+3 統率55+3 機動80+10
長柄槍_放免(レア4):Lv65 生存131 打撃??+3 統率100+5 機動80
槍_放免(レア4):Lv65 生存87 打撃??+3 統率??+8 機動80+10

筆者の編成

 記事作成時点で超難以外は数周しかしてないがとりあえず。
 謙信、同田貫、静形は極カンスト済みなので編成なし。

演習・易の編成

  易は初刀剣と低Lv極で編成。気力は捨て、祢々切丸最速で時短周回。

演習・普の編成

 普は初の弱体刀種は入れないようにしている。適当に遠戦できる極で埋めた。小竜は入れない方がいいかも。

演習・難 / 超難 の編成

 超難用だが難でも流用できるだろう。
 いつも通りの最速クラスの極短4編成。5振りも入れるほどではなかったので適当に遠戦を使える極を2列目にし、疲労のしわ寄せを担ってもらう。S勝利率が低いので七星剣はお休み。
 2列目(行動5番目)は苦無の出現率次第では疲労が溜まっていく。赤疲労になったら演練で回復するなり交代なりを考える。3列目(行動4番目)もちょっと怪しいが絶好調じゃなくても高速槍は十分抜ける。

 超難は80周済み。小竜→小豆を極カンストできたら易を周る予定。普と難は周らないかも。花火イベが若干調整されたこともあり、改めて拡充の経験値効率の高さを実感。

まとめ

  • とにかく美味しいのでいっぱい周ろう

  • 欲しい刀剣・育てたい刀剣を照らし合わせ、周回計画をしっかり立てよう

  • 高速槍対策は万全に

  • 疲労や刀剣破壊にご用心

戦力拡充計画の歴史

2015/08/11 第1回開催
 2つ目に実装されたイベント
 1週間ごとにクリア状況がリセットされ資源マスの初回報酬が復活、またE-4のボス稀ドロで確率UPする刀剣が変わる
 ボス稀ドロ枠は開催ごとに微妙に異なる
 ステージは全て野原背景の昼・屋外戦 E-1・E-2にLv制限あり
 E-2は短刀編成でボス直行、それ以外は仮想検非違使マスに移行
 E-3、E-4は竹藪が存在し、長柄編成で通過できない(→ボス率UP)
 敵は通常の甲乙丙、高速槍(E-2以外)、仮想検非違使(E-2)

 この頃はボス完全確定マップやイベント任務(刀剣の確定報酬)なし
2015/12/15 低レベル帯 刀剣男士育成キャンペーン開催
 連隊戦の準備用に開催
 キャンペーンと銘打っているが、実質的には拡充の縮小版
 E-1、E-4のマップが流用 ただしE-4は難易度低下し全戦夜戦に変更

2016/02/16 第2回開催
 一部マップの配置が変更
 ただしマップを反転・回転・調整してるだけなので実質的構造に変化なし
2016/04/26 第3回開催
 週替わりのリセット、ドロップUPが廃止
 E-2が夜戦演習、E-3が仮想検非違使に変更
 E-2はマップ絵も夜仕様に
 全マップに高速槍が出現
2016/05/17 短刀極実装
2016/07/15 第4回開催
2016/09/20 第5回開催

 イベント任務追加(刀剣報酬はなし、また日数・マス踏破任務があった)
 E-2が6-1背景で夜・市街戦、E-4が7-1背景に変更され昼・市街戦になる
 E-1、E-3はマップの配置変更(実質的な構造に変化なし)
 E-4に見えない竹藪が残っている

2017/03/07 第6回開催
2017/05/09 第7回開催

 Lv制限、日数任務、マス踏破任務、E-4の見えない竹藪廃止
 マスの自動進行が実装
2017/07/04 第8回開催
2017/08/01 脇差極実装
 極打撃補正追加(極の打撃弱体化)
 極の時間帯補正を初と差別化(極の強化・弱体化補正が緩和)
2017/09/05 第9回開催

 高速槍など、一部敵Lvの強化
2017/10/10 打刀極実装

2018/02/20 第10回開催
2018/05/09 第11回開催
2018/09/11 乱舞Lv実装(Lv1~5)
2018/12/14 大太刀極実装

2019/01/22 打刀極の庇う能力強化(ダメージ軽減→ダメージ無効化)
2019/02/15 剣の実装
 出陣中に疲労状態が変化するようになる
 出陣中にアイテムで疲労回復が可能になる
2019/06/25 槍極実装

2020/02/12 薙刀極実装
2020/04/14 第12回開催

 1年越しの開催、大幅リニューアル
 イベント任務に刀剣の確定報酬追加・全マップがボス確定化
 E-3が7-1背景、E-4が8-2背景に変更し仮想検非違使が移動
 ボーナス敵(苦無)の追加 その他、敵編成の変更、経験値増加

2020/08/11 乱舞6実装
2020/08/18 太刀極実装
 市街戦で馬が限定的に使用可能に
  効果なし→効果半減・太刀極の先制攻撃発生
2020/09/08 第13回開催
 ステージ名が「演習・◯ ✕✕✕✕捜索」に統一

2021/03/23 第14回開催
2021/10/09 第15回開催
 経験値特典の追加

2022/05/31 第16回開催
 任意のステージから挑戦可能に変更
 ボス撃破数の表示、演習継続ボタンの追加
 難易度調整 敵編成の変更
 
E-1の高速槍廃止の代わりに他マップの高速槍Lv、敵ステータスの強化
2022/06/07 乱舞7実装
2022/06/21 打刀極の庇う能力強化
 隣接する刀剣のみ庇う→部隊全体の誰かを庇う
 中傷・重傷状態では発動しない→損傷状態を問わず発動する
2022/11/01 第17回開催
 難易度調整(E-2~E-4)、経験値増加(E-3~E-4)
 表示難度上昇、遠戦の増加、E-4の甲の強化(高速短刀など)
 E-2の高速槍の生存低下

2023/02/07 第18回開催
2023/04/25 本丸アップデート第二弾
 絶好調・疲労困憊の実装
 UIの変更、主要任務の追加
2023/05/02 気力の再改修
 
戦闘中の気力増減値が改修前に戻る
2023/05/23 第19回開催
 本丸アプデに伴うUIの改修、報酬内容の表示
2023/08/22 乱舞8実装
2023/11/07 第20回開催

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