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気候 2020/01/20 大寒 款冬華

今日1月20日は二十四節気の第24番目の大寒。そう一番寒い日。でも、今年は暖冬らしい。

合掌造りで有名な白川郷では今頃、雪が積もって白銀の中のライトアップが幻想的.....となるはずが、全く降ってない。スキー場も雪がなく経営が成り立たない。気候変動、これからどうなって行くのでしょうか。

二十四節気を更に細かく分けたもの「七十二候」があることを初めて知りました。二十四節気の気と七十二候の候を合わせて「気候」と言うことも知らなかった。お恥ずかしい限り。

調べててみると↓

二十四節気(にじゅうしせっき)は半月毎の季節の変化を示していますが、これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。二十四節気と同じく古代中国で作られました。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って日本の気候風土に合うように改定され、「本朝七十二候」が作られました。現在主に使われているのは、明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表されています。私たちの暮らしでは目にする機会の少ない事象もありますが、おおかたはその時期の「兆し」を伝え、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれます。

ちなみに今日、1月20日は

款冬華(ふきのはなさく)

と言って雪の下からふきのとうが顔をだす頃を言うそうです。ステキな言葉です。香りが強くほろ苦いふきのとうは、寒い冬から春に向かってることを感じる味ですね。

今の気候を考えると、温暖化で、どんどんふきのとうが顔出す時期が早くなるかもしれません。また七十二候を改定しなければ、辻褄が合わなくなるかもしれません。

私たちが、今出来ることは、この気候を精一杯、感じること、そして先人の伝えに耳を傾けて思い行動すること。

気候

がなくならないために。


日日是好日。


●今日の日日是好日的ランチ(おむすび)

板五米店のおむすび

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