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【日記】2023年2月23日 川へ

祝日。天気も良いので近所の川にボーッとしに行った。
川辺の良い塩梅の場所に腰をおろした。

AirPodsを耳にさして音楽を聞きながらボーッとする。
向こう岸で何かが大きく動いたのが視界に入った。

岸の向こうに白鷺が2羽。
大きな灰色の鷺が1羽いたが、世田谷側の内陸の方に飛んで見えなくなってしまった。もっと見たかった。

川べりをぶらぶらと歩いた。
小さな青い花が咲いているのを見つけた。とても小さい。


目の高さの梅の蕾ばかりが春を呼ぶ花ではない。

もうスギ花粉がだいぶ飛んでいるらしいが、アレルギー薬を飲んでいるせいか、とくに苦はない。

大通りから聞こえる救急車の音。
あの病は、いまだに日常のすぐそばに死を置いている。
(いや、普段気づかないだけでいつでも日常のすぐそばにあるのだけど)

病そのものもだけど、それより病にまつわる人同士のあれこれから早く開放されたい。

そんなことを考えながら家路についた。


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