夢を見たかの如き、ある占い?の記録

前書き
これはごく特殊な個人的体験の記録で、ストリップとはあまり関係しません。
この文章の最後には、このような挨拶を↓付けております。これでこの長い文章を読む意味が、読者にとってあるのかないのかを判断する助けとなるかもしれません。
{最後まで読んでいただき、ありがたくはございますが、さっぱり意味不明だったことと思います。ただ私がこの夢の記録をしておきたい意図だけで記しましたので、他の方にとっては意味は違う事でしょう。人の夢を読んでも、ただ面白い事があったんだねえというだけで多分終わると思います。ご苦労様でした。でももし読者にとっても、何かの出会いにつながるとしたら、筆者としてもありがたい事です。}
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不思議な占い師というか、イタコみたいな女性に「見て」もらう体験をした。自分的には希有な体験だった。共有してみたい

「あなた(筆者)が今まで試行錯誤してきたからこそ、だから今ここにたどり着いた。ずっと私を待っていた。」彼女にそう言ってもらえた。とても嬉しかった。私を遥か過去世からずっと待ち続けていて下さったとのことだ。
これがその占い師から突如われたことだ。脈絡も何もない。あちらの世界から降りてきたような言葉だった。取り敢えずこの不思議なイタコか巫女のような人を晶子さんと呼んでおく。この世とあの世の狭間を行き来する人のようだった。
詳しい中身は後でゆっくり書くとして、この人に会うまでの道筋を記しておく。ちょうど導かれたかのような経過だったからだ。

この人に会った町はある地方の温泉地。私は何度かこの町に保養に来ていた。この街で一年ほど前に何気なく読んだとある観光雑誌に、占いをする良い雰囲気を持った人がいることが書かれていた。駅の
近くの高架下とのこと。それから数か月後、連絡方法は私のやっていないSNSだった。その後この街を訪れた時はその占いの店はなく、代わりに靴を脱いでくつろげるカフェを見つけたのでしばらくそこに通った。その時はこの占い師の事は店主に話したわけではなく、ただ居心地が良いので通い詰めていた。
また数か月が過ぎ、私はまた保養に訪れた。すっかりこの街の空気が気に入っていた。また靴のぬげるカフェに通った。何日目か、店の前で何やら賑わいがある。不思議な空気。聞けば占いをしているのだとのこと。かつて雑誌に載っていたあの人だ。この高架下に一時期店を構えていたこともあったが、雑誌に載ったころにはよそに移っていたらしい。私は気になって占いの予約を入れた。翌日の朝の予約だった。
何年も前から気になっていた占い師が、たまたま自分が気に入っていた店の前の路上で、ごくごく限られた日程で占いをしているのだとのこと。この偶然に不思議にな導かれた気がしていた。

翌朝予約の時間、占いが始まった。晶子さんの母親だというにこやかな方も共にいた。イタコのような、霊の世界を何代も女性が受け継いできた職業なのだとのこと。彼女は目の前の人の背景を全て「見る」=見通すことができるが、それは相手の人の許可を受けねばならず、勝手にやってはならないと代々戒められているとのこと。私はゆっくりと、「見る」という事をしてください、と依頼した。
イントロの話し方こそごく普通の女性だったが、「見て」よろしいですか?と謎の言葉をかけて、それを説明した後は別人格になっていた。私の背景にある全ての事象が見えるのだと言う。
私はほぼ全く自分の占いたいことや自分の抱える問題を話さなかった。時折質問を断片的に入れたのみ。
実は私の前の晩から、何を話したらよいのか迷って寝られなかった。私が迷い続けていたことを洗いざらい話すと大変な長編小説になるし、それを初めて会う人に話すのもためらわれたのだが、晶子さんの後ろの方々は全て見えていた。私は、ほとんど何を占って欲しいのかを語らなかった。時々細切れに自分の疑問を聞くが、それはまた自分でも脈絡のないものでもあった。
手のそぶりは何かのまじないのようであった。話し方も声色もすっかり別人格の物となり、取りつかれたような声色に変わっていた。話している中身は、通じるようでいてこの世の人が話しているとは思えない、一種ネジが切れたような、しかしこれが多分あの世の方が降りてきて話しているような、千年前から温めて続けてきた言葉のような雰囲気を持ってきた。それはますますエスカレートしていき、早口となり、どんどん浮世離れした、しかし正確に私の中に焦点を当てた話し方となっていた。
「全ての事は経験です」と、繰り返し謎のような、しかし意味深い言葉を放っていた。時折この世に戻ってきて、何か質問はありますかと問われる。短く尋ねると的確に、しかし夢のような話をする。夢を見ていると思っていていいのだと言う。

ある時点から晶子さんのマネージャーみたいなことをしていた彼女のお母さんが、横で独特な動きを始めた。体を揺すって特別な踊りのような不思議な動きを始めた。少しすると、晶子さんと交代するとのこと。特別の何かが降りてきたようなことを言われていた。二人は親子とペアでやっており、どちらがしても同じなのだが、今は代譲りしているから滅多に師匠である母親がする事はない。ごくごくまれにこうして交代することもあるとのこと。かなり特別な出来事らしかった。これらの記述はだからどちらが話したのか判然としないし、どのみちあちらの世界の方が話しているので、どちらの口を借りても同じ事らしい。不思議な声を立てて、お母さんの占いは始まった。ヒォオーーーーッという声は、いくつか神社でのお清めの場面や、能や謡曲の演者が発する似た声を聞いたことがある。

彼ら、晶子さんを通じて話している複数の霊魂?達(常に、私達はという話し方だった)は、私がここに会いに来るのを、ずっとずっと何世代も昔から待っていたのだと言う。よくぞここまで来ましたとねぎらってもらった時無性に嬉しかった。この嬉しさは理屈なく、しかしはっきりとした実感を持っていて、それでなお何が嬉しいのか具体的記憶のない不思議な感覚だった。
私が過去世でたくさんの、嫌な目や差別や虐げにあってきたこともお見通しだった。私はそれを聞いて胸が痛んだ。記憶はなかったが、魂が締め付けられるように反応していた。私が前世で受けてきた差別、迫害、そうした事の癖、折り目が、今は結果が出て今の生き方になっている。それは一つの紙についた折り目、癖のようなものなのだと。私がこれまでくりかえしてきた数々の過ち、または試みがあったからこそ、ここまでこれたのだと言う。私は無性に嬉しかった。私の悔いてきたことが、初めて意味ある経過として人(?霊界)に認めてもらった気がした。私がこれまで繰り返してきたお馬鹿なことは意味がある事だと言ってもらえた。生まれて初めてだった。そして、私が何をしてきたのかは全く話していない。全てが分かられている、見てもらっていることが前提でのお話だった。
これを聞いた時、私ははっきりと自分を理解されていると感じていた。理屈の分からない感情のようなものが胃から込み上げてきて胸が苦しくなっていた。そして、今まで一度も感じた事のない内臓の微かなピクピクとした動きが、自分の体内で脈動しているのをはっきりと感じていた。明らかに私の体と私の存在は、晶子さんを通じた向こうの世界の方々の言葉からはっきりとした肉体的影響を受けている。この時の晶子さんの声は、はっきりとした大きな、そして別人格の声だった。
後で店の主人が言っていたのだが、晶子さんがあんな大きな声を出しているのは聞いたことがないとの事だった。お母様の事と言い、あちらの霊界にとって私の訪問は非常に特別な出来事であったらしい。いわば大歓迎を受けた気持ちがしていた。ただ、本当に夢を見たような気分で、しばらく店でぼおっとしていた。
OSHOというインドの思想家の紹介を受けた。何も宗教集団に入る必要などないから、ただただ日々、深くゆっくり呼吸をする瞑想をするように勧められた。私は既に素晴らしい世界に行くための切符を今受け取ったのであるから、後は瞑想をしてその世界に行くだけで良いのだと言われた。私が今することは、瞑想をするだけで良いと。自分のしたい好き勝手な、あるいは法に反するような願望が湧いてきたとき、それを感じる自分、その欲望の中に入っていくこと。一人で深く呼吸をして。私が欲望を持つ自分を許すことによって、多くの人々が許され、全てが許されて全てが変わって大きな変化が起こるのだと言う。
私がしてきたこと、過ちの中には麻薬があり、それを味わった者は抜けることはなかなかできない。麻薬が甘かったからだ。甘味は命を救うものだったから。人は生きるために甘いものを求めてきたのだから、だから求めてしまうとのこと。しかし瞑想の中には甘味より遥かに素晴らしい快感と幸せが待っているのだと言う。それは私には今はわからないが、瞑想をする中で見えてくると言う。欲望は恐れる事はなく、それを見つめてその中に入っていけば良いのだと言う。私が今まで断片的に習得してきた各種の呼吸法、ヨガ、瞑想、野口整体などが、してきた意味を持つようだ。私は、それに向かうための切符を今ここで得たのだという。今まで迷い続けてきたのだからこそ、私は今ここで切符を得たのだという。私が今まで断片的に習得してきた各種の呼吸法、ヨガ、瞑想、野口整体などが、してきた意味を持つようだ。
不思議な、夢を見るような体験だった。あちらの世界との交信だとはっきりと分かった。ビリビリと体が震え、胃の辺りがピクピクと反応して、今何か特別な交信が行われていたことが有り有りと分かった。ただ、まるで何か特別なチャンネルでの交信であり、意識に残ることはさほど大したことではないの気がしていた。

何かかつて、プレイバックシアターに行って感じたような、それよりももっと特別な、何かの霊的な働きと語りに焦点を当てた通信のようなものを感じていた。久しぶりだなこんな感じは。
私がしてきた過ちは、もう必要がなくなる。そんなことを言われた気もしている。よく覚えていない。
こんなことも言われた。信頼とは、信頼している人に何があっても不動の者として信頼しているというようなことを言っていた。(私はそれを近頃知り合った信頼する仲間に捧げるつもりでいる。)そしてその信頼を自分に対して持って欲しいとのことだった。
自分がしでかしてしまう全ては「それでいい」のだと。ただ周りが知ったかぶりしてその価値の判断を勝手に決めているだけなのだと。
また、私はストリップの応援を続けていけばいいし、それは私が今までしたこともないし、人に何か言われて不安にもなるけど、それをそのまましていけばいいのだと信じることができそうになった。
過ちの相手の人としてきたイケナイことも、全て実はそれでいいのだと。そう自分を信じて良いのだと思えてきた。ただそれをもっと信じるためには瞑想がよいのだと。
私は今の中毒を繰り返せば、過去世と同じ事を繰り返してまた死んでいくだろうとのこと、そしてそれを自分の意思で切り替える切符も今受け取ったのだということ。それを決めて実施するのは自分自身なのだとのこと。ただ瞑想をして、したいことをしたくなる自分の中に入り、そんな自分を認め、自分を許すのだと。
私は彼らから、何だかえらく待たれていた、極めつきに特別な存在なのだと知った。私は、霊の世界では何か特別に大事な存在みたいなのだ。私には何か大きな大切な世界の転換が託されている気がしてきそれは、心の世界で、そしてストリップの踊り子さんが喜ぶ形で多分。

最後まで読んでいただき、ありがたくはございますが、さっぱり意味不明だったことと思います。ただ私がこの夢の記録をしておきたい意図だけで記しましたので、他の方にとっては意味は違う事でしょう。人の夢を読んでも、ただ面白い事があったんだねえというだけで多分終わると思います。ご苦労様でした。でももし読者にとっても、何かの出会いにつながるとしたら、筆者としてもありがたい事です。

2022/07/30(土)書き始め
2022/08/11(木)第一回アップロード

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