ChatGPTを使って書いた絵本が1330冊以上売れて約35万円を貰った人の話
こんにちは、AIツクル運営のまっちゃんです。
みなさんはChatGPTをどのくらい使っていますか?
私は基本的に毎日使っていますが、まだ使った事のない人がたくさんいると思います。
そんな中で、ChatGPTを効果的に使い、短時間で絵本を完成させて販売し、利益を得た人が出てきました!
今回は絵本を作って販売して儲けるというお話をしていきます。
絵本を作った人はアマー・レシさん
今回のお話の主人公はアマー・レシ(Ammaar Reshi)さんという人物です。
金融テック企業のブレックス(Brex)でプロダクトデザイナーとして働いています。
どのくらいで絵本を完成させたの?
アマー・レシさんは、ChatGPTとMidjourneyを活用して、アリスとスパークル(Alice and Sparkle)というイラスト入りの26ページの絵本(児童書)をたったの72時間で完成させました。
どのくらい絵本は売れたの?
この絵本はAmazonやバーンズ・アンド・ノーブル(米国の有名な書店)で販売されており、2022年12月の発売以来、2023年3月時点で1330冊以上売れました。これは、売上で約2600ドル(当時のレートで約35万円分)でした。
私たちでも絵本を作って売れるのか?
私はまだ絵本を作ったことがないので断言はできないのですが、ChatGPT4とMidjourneyがあれば同様の事は十分可能です!
物語の登場人物とおおまかな話の流れ(オチ)をChatGPT4に学習させ、25ページ前後のボリュームになるように指示をします。具体的には「幼稚園児にも分かるような分かり易い内容で出力」とかですね。
▼ChatGPT-4のプロンプトの例
あなたはプロの絵本作家です。
下記の登場人物とストーリーの流れ、制約条件に沿って、本を執筆してください。
#登場人物
おじいさん
おばあさん
子供(主人公)
アクマ(主人公の最後の敵)
#話の流れ
おじいさんとおばあさんには子供が1人いた(主人公)。
あるとき主人公が住む国でアクマで悪さをしていた。
主人公はアクマを退治するために世界中を旅する。
旅の中で仲間を3人得る。 最後にアクマと対決し、勝利する。
#制約条件
誰も死なない。懲らしめるだけの話。
アクマは最後に改心し、主人公の仲間になる。
文字数制限:1000文字以内
幼稚園児にも分かるように簡潔に書く、
#出力
これはあくまで例文ですが、下記のようなストーリーを作ってくれます!
主人公の仲間の3人は未設定でしたので、GPT4が自動的に考えてくれました。下記のようにちょっと王道でもあるし、予想外なメンツで動物も仲間になりました(笑)
このように、ちょっと命令を工夫するだけで物語を考えてくれます。
キャラクターのセリフなども話させることが可能です。
あとは、話の流れに合わせる形で、背景イラストや登場人物をMidjounreyなどのイラスト生成サービスを使って作っていきます。
下記はMidjourneyで軽く生成してみた画像(おじいさん、おばあさん、子供が遊んでいる)の挿絵風イラストです。1分で出来上がりました。こういった形で生成し、ベースにしていくと良いかと思います。
最後にAmazon Kindleなどに出版する準備を整えればOKですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は絵本で利益を得た人の話を取り上げてみました。
実際に私たちでも絵本を作ろうと思えば作れそうな感じですね!
売るためにはもう一工夫必要だと思いますが、夏休みの自由研究で「AIと一緒に絵本を作ってみた」という形で家族でチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
今回は以上です!
もしChatGPTに興味をもったら、是非試してみてください。
また、私はいまAIツクルというAIチャットボットを作ることができるサービスを展開しています。こちらにも興味がありましたら、下記URLから一度ご覧ください!
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それではまた。
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