SCHOOL武蔵野で「いっぽ」踏み出した話。

 こんにちは。松岡哲史です。今回は「SCHOOL武蔵野」というイベントの話なので、その学生スタッフ「まっちゃん」として話そうと思います。
 私の自己紹介を読んでいない方はぜひそちらからお読みください。
 長ーくなりますがお付き合いいただければ幸いです。

 私がSCHOOL武蔵野に参加した理由は、前年のSCHOOLさいたまに当日スタッフとして参加し、楽しめたから。
 SCHOOLさいたまに誘ってくださったのは、GENKILABOの市岡元気先生。そのとき私は双極性障害二型のどん底におり、何が楽しいのか、何をやりたいのかわからない状態でした。
 そんな、「自分探し」真っ只中の私は、教育クリエイターと500人の子どもたちが創りあげた盛大なイベントを見て、「やはり教育の道を進もう」と決めました。SCHOOLさいたまについては「教育クリエイターフェスSCHOOL」や「GENKILABO」のYouTube動画をご覧ください。言葉より映像で味わってほしいです。

 さて、そんなこんなで学生スタッフとして参加することになったわけでありますが、もう前年の当日スタッフとは濃度が桁違いでした(当然ですね)。日本中の色々なところから来てくださった先生方、意欲溢れる学生スタッフの仲間たちとの出会いがあり、昨年を超える楽しさは筆舌に尽くし難いものです。
 それをあえて、あえて表現するのであればYUIさんの「Shake My Heart」という曲が近しいと思います。
 熱い想いを持って集まった先生方やスタッフが、その胸の高鳴りを広げていった「SCHOOL武蔵野」というイベント。終わったあとの寂しさはあるものの、それを胸に新たなはじまりを迎えたみんな(先生方、演者さん、スタッフ、そして参加者の皆さんも)。
 そんなみんなに出会い、私も「いっぽ」踏み出す勇気をもらいました。

 実は大学院修士2年生2度目の春という現段階に至っても、修了してから何をするのか、明確なビジョンを描けていないのです。生涯の、ざっくりした夢は自己紹介文に書いた通り。でもその夢が大きすぎて、いつまでに、何を、どうやってやればいいのか、わからない。わからないのです。
 そんな状態でも、先生方に助けてもらい、仲間たちとともに、参加者の笑顔のために活動できた。その「いっぽ」の経験が、私を前に動かします。

 学生スタッフの仲間の一人、早川芽生さんが『いっぽ。』という本を出しています。わからないなりに、本気で生きて、「やりたいこと」を見つけようとしている人。そんな尊敬すべき人だから、そのことばをお借りして「いっぽ」はひらがなにしました。
 他にもたくさんの学生スタッフに助けてもらって、パワーをもらいました。本当に、感謝が尽きません。ありがとう。また、どこかで一緒に楽しく苦しみましょう。

 わからないなら、わからないなりに足掻いて踠くしかなく。疲れたら休んで、疲れが取れたらまた心身を動かして。着港と出港を繰り返すクルージングの中で、胸を高鳴らせるものに出会う。
 そんなふうに「自分探し」は進んでいくのかもしれない。この2ヶ月の怒涛の日々を振り返ってそう思いました。
 
 SCHOOL武蔵野というイベントと一冊の本に助けられたお話でした。長くなったり身内へのメッセージが混じったりしまして、申し訳ありません。でも私は書きたいように文章を書きます笑。

今回はこの辺で。ではまた!

松岡哲史 a.k.a まっちゃん

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