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こんにちは。春っぽい空気感にやられてくしゃみ連発、鼻水滝行、のまっちゃです。
今日は、認知症のある患者さんでよく遭遇する、むせについてです。
飲みこみが悪くなったとか、食べ物の認識がなくなったとかそういうもののもっと前、喋らなくなるということ。
発語がなくなるのは、認知症の末期にあることですがその前のこと。
会話をしない、ということですね。
女性の方はよくお話しされる方が多いので男性の方にこの傾向が多いかなと感じます。
元々、性格的に寡黙な方。認知症の進行によってより一層寡黙度が増し、質問に対して首を振る程度のコミュニケーション。
また、お返事いただいても「うん」「はい」など短い会話のみで終了してしまう方。
大体の方が、痰が喉に張り付き始めています…
話し始めにゴロゴロ言って、飲み込めたら良いのですが、いかんせん、会話がずっとないとそれも飲み込む機会がなく、恐らく溜まったままになるのでしょう。
そうならないためにも、私たちケアする側はどんなことでもいいので言葉を話してもらうような関わり、早い話が会話をしていきましょうということです。
これも嚥下訓練のうちになるのかな。
発声して、口を動かして、声の抑揚つけたりして喉の周囲の筋肉や口周りの筋肉を動かすことで唾液・痰の動きをスムーズにするといいますか。
なので私はなるべく話をしてもらえるような質問をして会話をしてもらうようにしています。
小さなことなんですけどね、これをしたからと言って何か特別に即効性があるわけでもないと思いますが
継続は力なので。

今日も声かけ、会話ふり。

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