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NTR 決算結果(2022Q2)

■EPS $5.70(予想) vs $5.85
■売上高 $14.73B(予想) vs $14.51B(+49%)

・調整後EBITDA $5.0B(+125%)
・FCF $3.4B(+%)

[部門別]
・Retail $9.42B(+25%)
・Potash $2.67B(+227%)
・Nitrogen $1.88B(+91%)
・Phosphate $514M(+46%)

[ハイライト]
・2022年上半期に過去最高益を達成
・北米の販売数量は、申請時期が圧縮されたことで前年同期を下回った。
・ブラジルの農産物小売会社Casa do Adubo S.A.とMarca Agro Mercantil社を買収

■ガイダンス
[FY22]
・EPS $16.97(予想) vs $15.80 ~ $17.80(下方修正)※$5Bの自社株買いプラン含む
・調整後EBITDA $14.0B ~ $15.5B(下方修正)

・世界のエネルギー、農業、肥料市場は、2022年以降も供給不足が続くと予想
・世界の穀物および油糧種子の使用量に対する在庫比率は、過去の平均水準を大きく下回っている
・トウモロコシ、大豆、小麦などの主要作物の価格は、10年間の平均と比較して25~35%上昇しているため、生産者にとって増産への強い動機付けとなっている
・米国農務省(USDA)は、ウクライナの小麦とトウモロコシの生産が40%以上減少すると予測。ウクライナのトウモロコシ、小麦、大麦の輸出は前年比約60%減となる見込み
・米国:作物状況は2022年の生育期を順調にスタートしたが、最近の高温で乾燥した天候が作物の発育を早め、収量の可能性を制限する可能性がある
・カナダ西部:生育状況は2021年の深刻な干ばつから改善されている
・ブラジル:2022年の作付けシーズンに大豆の作付面積が2~4%増加すると予想。輸入需要が復活すると考えている。
・ロシア、ベラルーシ:ポタッシュの出荷は、2022年上半期にそれぞれ約25%、50%減少すると推定。輸出制限により、需要が制約されると予想。
・欧州の天然ガス価格の大幅な上昇により、同地域の窒素の稼働率が再び低下
・黒海からのロシアのアンモニア輸出が大幅に減少
・中国:中国政府は尿素とリン酸肥料の輸出規制を継続しており、2022年後半には輸出量が制限されると予想


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