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【macaso伝授シリーズ】為替のプロが選ぶ今が旬の注目マカソムリエ!(2020年3月2週号)-齊藤トモラニ氏-

こんにちは、macaso FX研究所 編集部です。

ここ最近、macasoをご利用のお客様から、「どのマカソムリエを選んでいいのか分からない」というお声をいただいております。
そこで今週より、【macaso伝授シリーズ】と題して、FX人気講師でおなじみの 齊藤 トモラニ 先生が、「どのような考えでマカソムリエを選ぶのか」、「今が旬のマカソムリエはどれか」などを伝授いたします。
隔週での公開を予定しておりますので、ぜひお楽しみください。

齊藤 トモラニ 先生]
老舗FXスクール「WIN-INVEST JAPAN 株式会社」代表取締役
今現在は情報配信とFXで使えるツール開発を手掛けている。
証券会社主催のセミナーに登壇することも多く、分かりやすい講義には
根強いファンも多い。
また昨年11月から始めたユーチューブFXの流儀(https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg/)ではロンドン在住の松崎美子氏と他では聞けない、欧州の情報を配信している。
著書にパンローリング社「FXデイトレード」がある。


久しぶりに自分のmacaso口座を見ましたが、マイナスになっています。
EAやソーシャルトレードは、
1)ポートフォリオをどう組むか
2)休ませる期間はどうするか
を考えてオン・オフを上手くやっていくと、パフォーマンスは良くなっていくと思います。
裁量トレードのように、常に考える必要はありませんが、ソーシャルトレードを上手く使いこなすためにはほったらかしよりも、1週間に一度くらいは見直しも必要だと思います。

今回マイナスになっている原因は、14位(2020年3月13日現在)のNeroneFXの保有ポジションでドローダウンが拡大しているからです。

NeroneFX
は、EUR/GBPで大きくドローダウンしていることが原因なので、EUR/USDもしくはGBP/USDを専門にやっているマカソムリエを追加してみたらいいのかな?と思っています。

さて新しいマカソムリエも増えていますね。今日はそのマカソムリエのトレードを見てみます。総合ランキング1位(2020年3月13日現在)のAsha Proというマカソムリエです。

Asha Pro

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トレードする通貨ペアをみると、USD/CADAUD/NZDEUR/JPYとなっています。今のところはEUR/JPYのトレードは未だ無いようなので、USD/CADAUD/NZDのトレードですね。

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トレードスタイルはオシレーターの売られすぎや買われすぎでポジションを持つという事ですが、この方法が有効なのはレンジ相場の時となります。

では、実際にエントリーしている時間足が分からないのですが、USD/CADの1時間足のチャートで環境を確認してみたいと思います。

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上記画像のピンクで囲んだ部分のようにレンジで動いているところでは、きっといい成績が出ているのかな?と思いますが、レンジをブレイクしてトレンドができ、ボラティリティが高くなってきたブルーのところあたりからは、注意する場面になったのではないか、と思います。

このまさしくブルーでの囲いの部分の中の、2020年3月9日のトレードを見てみると売りエントリーで損切りをしています。トレンドは上放れしているのでやはり売りエントリーは難しかったのかもしれません。この日は3つのポジションを持っていましたが、最初に取ったポジションから1回はナンピンをしていました。ナンピンの2回目のポジションは利益になっていますね。そして単独に1つの売りポジションを持っていたという形です。

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(ブルーで囲った2つのポジションはナンピンしているもの)

ただ最初に取ったポジションは、損切りの前にもかなりドローダウンを抱えていますので、このドローダウンも見ていかないと資金がショートしてしまいます。
今回は途中で約150Pips位の含み損を抱えています。ちなみに、3ポジションを保有していましたので、途中のドローダウンは、1ポジションが1,000通貨と仮定すると、3,000通貨で4,500円の損失が出ていた計算になります。

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(最初のエントリー、ピンク矢印はエントリーして損切りを入れるまで途中大きく含み損が出ている)

このマカソムリエが最大でどれくらいの含み損を抱えるか、大きな損切りがまだないので今までの相場では逆行しても思った方向にある程度戻る、という思惑のもとでトレードされているという形です。

USD/CADの値動きは原油価格に左右されるため、先日の原油減産の交渉が失敗し、サウジアラビアも増産に踏み切り原油価格が暴落したような相場の場合はUSD/CADもトレンドができやすくなってしまいます。このマカソムリエのUSD/CADのポジションを持つ場合は、原油に対してのファンダメンタルズに注意しておく、という事も必要かもしれません。

AUD/NZDに関しては、稀にトレンドが出来ますが、基本的にはトレンドがあっても緩やかなトレンドの場合は、この方法は上手く機能していくのかな、と思います。
ただし、経済指標の発表があるときはちょっと注意したいところですね。

引き続きこのマカソムリエをウォッチしていきたいと思います。

WIN-INVEST JAPAN株式会社
代表取締役 齊藤トモラニ

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