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【macaso伝授シリーズ】為替のプロが選ぶ今が旬の注目マカソムリエ!(2020年3月4週号)-齊藤トモラニ氏-

こんにちは、macaso FX研究所 編集部です。

ここ最近、macasoをご利用のお客様から、「どのマカソムリエを選んでいいのか分からない」というお声をいただいております。
そこで今週より、【macaso伝授シリーズ】と題して、FX人気講師でおなじみの 齊藤 トモラニ 先生が、「どのような考えでマカソムリエを選ぶのか」、「今が旬のマカソムリエはどれか」などを伝授いたします。
隔週での公開を予定しておりますので、ぜひお楽しみください。

齊藤 トモラニ 先生]
老舗FXスクール「WIN-INVEST JAPAN 株式会社」代表取締役
今現在は情報配信とFXで使えるツール開発を手掛けている。
証券会社主催のセミナーに登壇することも多く、分かりやすい講義には
根強いファンも多い。
また昨年11月から始めたユーチューブFXの流儀(https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg/)ではロンドン在住の松崎美子氏と他では聞けない、欧州の情報を配信している。
著書にパンローリング社「FXデイトレード」がある。

今週1位のマカソムリエを徹底解剖

今週1位のマカソムリエはDJXCapitalさんです。

DJXCapital画像

この人のトレードを見てみると、複数のポジションを持ちますので、利益が出るときは爆益、損失が出るときは爆損という感じになると思います。
トレードしている通貨ペアはGBP/USDEUR/USDです。

どんなところで入っているのかを3月26日の例で見てみたいと思います。かなりポジションが入っていますので何枚かに分けていきますね。
チャートはGBP/USDの5分足です。

チャート画面1

エントリーはトレンドフォローで入って、その後ナンピンが入るというトレードのような感じですね。
ただ今回クローズしている位置としては、確かにテクニカル的な損切りが置ける場所であるので、このマカソムリエを選ぶ時には、どれだけのポジションを持つかにもよりますが大体の損切り位置というのは想像できるのかなという感じです。

ではもう少し進んでみてみましょう!

チャート画面2

こちらのエントリーは最初トレンドフォローで入っていないので???という感じです。
こういう風にトレードした場所をチャートにプロットしておくと、そのマカソムリエにルールがあるのか、それともまったくの裁量でやっているのか、というのが分かると思います。
まったくの裁量の場合は、シナリオが当たれば大きいですが、外れると大きな損失になるという事を考えておかないといけませんね。

出来ればマカソムリエを選ぶ時に数字だけではなく、このようにどんなところでトレードしたかを少なくても
1)トレンドフォローなのか?
2)カウンタートレードなのか?
を確認してから選んだ方がいいと思います。
そうなれば、例えばGBP/USDのトレンドが強い相場の時に、2)のトレード方法をやっているマカソムリエを選べば「損失がかさむ」という事になります。

では今の相場ではどんなマカソムリエを選べばいいのか?
私自身はトレンドフォローのトレードが好みなので、基本はトレンドフォローのトレードをする人を選びます。
できれば1時間足くらいの時間足で入っていて、今の相場でトレンドが綺麗に見える通貨ペアを取引しているマカソムリエを選ぶと思います。

ではその後のエントリーですが5分足ではクローズまで見れないので15分足のチャートにプロットします。

チャート画面3

こちらのエントリーは、トレンドフォローで入りナンピンとプラミッティングをしながら利益を伸ばしてクローズしています。
A(青)で持ったポジションはA(赤)で決済、B(青)で持ったポジションはB(赤)で決済です。
このトレーダーが上手いなと思うのは、最初に入れたB(青)のトレードをA(赤)で決済せずにそのまま伸ばしたことですね。

26日の例でのこのマカソムリエのトレードの方法ですが
1)短期時間足でのトレンドフォローで入り、ナンピン
2)短期時間足でカウンターで入り、ナンピン
という2つのルールがありそうです。

それでは1時間足チャートのトレンドとの比較も見ていきます。
26日のGBP/USD1時間足は上昇傾向です。
スイングの高値、安値が切り上がっている状態です。
そうなるとショート方向(売り)はトレンドとは逆行したポジションとなります。
利益が大きく出ているのはロングでしたので、エントリー方向がトレンドと逆かな、とおもったらそのポジションは早々に損切りし、トレンド方向に沿ったポジションだけを残すというオペレーションが出来れば、このDJXCapitalさんというマカソムリエは面白いかもしれませんね。

WIN-INVEST JAPAN株式会社
代表取締役 齊藤トモラニ

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