24歳、限界オタクの今。
24歳。
24歳になった時には特に何も感じなかったけれど、25歳になるという年に、何だか急に現実を感じ始めた。きっかけは、半年ぶりに帰省した時に母から聞かされた幼なじみが結婚したという話だった。幼稚園のときから中学校までほぼ毎日のように会っていた友人だったのだけれど、高校からはもうほとんど接点がなく、連絡先も知らないくらい疎遠になってしまっている。そんな友人が結婚して、子どももいるというのだ。大学を卒業して、1年ふらふらして、ようやく就職できたと思ったら首を切られてフリ