自意識と折り合いをつける
古着を集めるのが好きだ。
はやりものの服にはないデザインに魅力を感じるし、宝探しみたいでたのしい。
でも、古着を着るのは勇気がいる。
なぜなら、周りの人と違うファッションをすると、多少目立ってしまうからだ。
わたしは、人とかぶるのは嫌だけど、目立ちたくはない。。。
今まで散々悩まされてきた自意識の絡まりの原因は、この相反する気持ちにあったのかもしれない。
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一貫性のあるものにずっと憧れていた。
だから、周りの目を気にせず自分のスタイルを貫いている人や、問題なくちゃんと王道を歩めている人に対してとてつもない憧れとコンプレックスがあった。
わたしはいつも揺れていて、どっちつかずウロウロしているあいだに、どんどん周りから取り残されていく気がした。
でも、本を読んだりいろんな人の話を聞く中で、揺れていること、矛盾を抱えていることはおかしいことじゃないとだんだんわかってきた。
わたしはおかしくなんてなかったし、仮におかしかったとしてもきっと大丈夫だ。
それを知ったからといって何かが解決したわけじゃないけど、多少ラクにはなれたかも。
これからも自意識との闘いは続くけど、相反する気持ちに揺れていて、それはとても正常なことだとわかっていれば、必要以上に思い悩むことは減りそうだ。